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第49回健康教室のお知らせ [告知]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は水曜日なので、
診療は午前中で終わり、
午後は終日レセプト作業の予定です。

それでは今日の話題です。

今日はいつもの告知です。
こちらをご覧下さい。
第49回健康教室.jpg
次回の健康教室は、
12月21日(土)の午前10時から11時まで(時間は目安)、
クリニック2階の健康スクエアにて開催します。

今回のテーマは「体温と健康の最新知識」です。

体温というのは最も一般の方に馴染みのあるバイタルサインです。

多くの家には体温計があり、
多くの人が体温を測定しています。

クリニックなどの医療機関においても、
発熱は重要な重症度判定の指標となりますし、
一部の病気においては、
低体温が重症度の指標になります。

たとえばインフルエンザについては、
臨床的な診断は熱が38度以上あることが、
1つの条件であると記載されています。
ただ、実際にはインフルエンザ感染でも微熱程度のこともあり、
その一方で38度を超える発熱がなければ、
迅速診断を行う必要はなく、
インフルエンザを想定する必要はない、
と断言をされるような専門の先生もいます。

一体どちらが正しいのかしら、
と訳が分からなくなります。

体温というのは重要なバイタルサインではありますが、
測定法によってもかなり変動が大きく、
特に一般に使用されているような腋の下で測るような体温計では、
汗をかいて肌が湿っていると、
高熱なのに低温で測定される、
ということもしばしばあります。

こんないい加減な指標で、
臨床診断が行われていいのでしょうか?

どうもよく分かりません。

微熱が多くの体調不良の原因である、
というような本がありました。
その一方で低体温が全ての体調不良の原因である、
冷えこそ悪、というような本も売れていた記憶があります。

どっちが正しいのよ?

これもまるで分かりません。

このように不明の点が多く、
いい加減なことを吹聴する人が多い体温と健康の関係ですが、
今回もいつものように、
分かっていることと分かっていないこととを、
なるべく最新の知見を元に、
整理してお話したいと思っています。

ご参加は無料です。

参加希望の方は、
12月19日(木)18時までに、
メールか電話でお申し込み下さい。
ただ、電話は通常の診療時間のみの対応とさせて頂きます。

皆さんのご参加をお待ちしています。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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