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「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

それでは今日の話題です。
今日はこちら。
スターウォーズ.jpg
スターウォーズの最新作を、
初日に新宿で観て来ました。

スターウォーズのシリーズは、
劇場映画として公開されたものについては、
全て映画館でロードショー時に観ています。

矢張り最初のエピソード4の公開時が、
とても印象深くて、
日本公開はアメリカ公開の翌年で、
SFの雑誌や映画の雑誌に、
こぞって情報や感想が大々的に公開前に掲載されて、
いやが上にも期待は膨らみました。

僕はちょうど高校1年で、
数か月登校拒否で家にいた時期で、
巷にはサザンスターズの「勝手にシンドバット」が流れ、
洋楽はビリー・ジョエルと「サタデーナイトフィーバー」が注目で、
アンテナの高いマニアはボブ・マーリーにしびれ、
矢沢永吉の「時間をとまれ」がヒットしていました。
カセットで毎日ビートルズを聞きながら、
無為に過ごしてしまったそれまでの10数年の人生への後悔と、
将来への不安と絶望とにさいなまれていた時期でした。

僕の家の前には逗子の海があり、
奇妙なほどに夏を主張していたことを、
不思議に今でもありありと覚えています。

最初に観たのは有楽町の日劇で、
それから家族と一緒に横浜でも観ました。
当時は映画を真剣に観ていましたし、
脳も若かったですから、
今でもほぼ全カットを覚えています。

特撮映画の歴史の中では、
矢張り画期的な映像体験で、
その年に公開された「未知との遭遇」と共に、
SF映画の新時代到来と言われました。

最初の3部作はそれでもワクワクしながら観ました。
エピソード5は少し暗かったですね。
エピソード6は、
ああこれで終わりなのね、
という感じで、
お話も4の焼き直しみたいでしたし、
物足りない感じはありました。

それから時間が空いてエピソード1ですが、
絵的にはCG全盛になって違和感はありましたね。
1はこれもほぼ4と同じ話でしたね。
2でごちゃごちゃして暗くなって、
3はダース・ベイダーの誕生で4に繋がって終わるので、
これもモヤモヤする感じでした。

また時間が空いてエピソード7ですが、
この辺りになるともう映画と真剣に向き合う、
という緊張感はだいぶなくなっていて、
「一応見たけれど」というくらいの記憶しかありません。
ただ、7はレトロで良かったと思いました。
内容は結局また4と同じでしたね。
連続ものとはいいながらも、
結局エンドレスのリメイクになるのがこのシリーズの特徴ですね。

今回のエピソード9は、
色々長くシリーズを見続けたファンに対する、
サービス的な工夫はあり。
ラストはなるほどね、という感じで終わります。

ただ、見るべき点はそのくらいかな。

お話は茫然とするような雑な感じで、
ビジュアルもほとんど変わらないものの繰り返しですもんね。

アベンジャーズとほぼほぼ同じ感じになるのですが、
比較するとあちらの方が数段派手で迫力がありましたし、
絵的にも変化があって綺麗でしたね。
スターウォーズは暗くてモノトーンで地味だな、
という気分にどうしてもなってしまいました。

まあでもシリーズはいずれは終わるものですし、
こうした形で過去の人物なども無理なく登場しつつ、
大団円に持ち込めたことは良かったのではないでしょうか。

時間があれば、もう1回くらい観ようかしら、
というくらいの気分には今なっています。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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