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007 ノー・タイム・トゥ・ダイ [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前中は石田医師が、
午後2時以降は石原が外来を担当する予定です。

土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
ノータイムトゥダイ.jpg
007シリーズの最新作で、
ダニエル・クレイグが最後のジェイムズ・ボンドを演じた映画が、
今ロードショー公開されています。

007シリーズは、
ショーン・コネリー版は主にテレビで、
何度も繰り返し観ていましたが、
ロジャー・ムーア版の「私を愛したスパイ」が、
ロードショーを劇場で鑑賞した最初です。
これは公開当時は、かつての007ものの復活、
というような評価があって、2回映画館に足を運びました。
次の「ムーンレイカー」も観ましたが、
ジョーズという悪役のコミカルな芝居など、
コメディ色が強くちょっと脱力しました。
その後は数本に1回くらい観ましたが、
正直あまり印象はありません。

前作の「スペクター」は映画館で観ていて、
オープニングなど迫力があってなかなかでしたが、
クライマックスは少しショボいと感じました。

今回の新作も、アバンタイトルはとても良かったですね。
余韻も迫力も充分で、
それで1本映画を観たような気分。
ただ、その後は少しダレる感じでしたね。
悪役が何か間抜けで弱いですよね。
最初から女の子1人殺せない訳ですし、
偉そうなことを言っている間に、
簡単に基地を壊されちゃうという具合でしょ。
これじゃ駄目だよね。
ラストの流れは「アベンジャーズ」みたいでしたね。
ああいう盛り上げが今の王道なんですね。
ただ、ああいう仰々しい盛り上がりを、
スパイ映画の骨格に入れ込むのは、
少し無理があるように感じました。

結局007シリーズとしては規格外のラストになった訳で、
これからどうするつもりかしら、
と思わなくもない一方、
アベンジャーズシリーズなどを観ていれば、
どうとでもなることは明らかなようにも思いますから、
これで打ち止めにはしない方針であるようですし、
少しおっかなびっくりの気分で、
次作を待ちたいと思います。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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