若者の脳の変化と生活習慣との関連について [医療のトピック]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は午前午後ともいつも通りの診療になります。
それでは今日の話題です。
今日はこちら。
2018年のJAMA誌に掲載された、
40歳以下という若い年齢における、
心血管疾患に伴うリスクと、
MRIで検出出来る脳の虚血性変化との関連についての論文です。
中年期における高血圧や脂質異常症などの、
心血管疾患リスクが、
その後の脳の虚血性変化や、
老年期の認知症などの誘因になることは、
ほぼ確立した事実です。
高精度のMRI検査などによる検証によれば、
40歳以下のようなもっと若い年齢においても、
脳血管の血流の低下や血管壁の性状変化、
白質病変などの脳の虚血性変化は、
画像上は認められると報告されています。
それではそうした若い年齢においても、
生活改善による病変の予防は可能なのでしょうか?
今回の検証はイギリスにおいて、
心血管疾患のない40歳以下の125名を対象として、
高血圧や脂質異常症などの、
生活改善により修正の可能な心血管疾患リスクと、
高精度の脳MRIにおける白質病変などの微細な虚血性変化との、
関連を検証しています。
その結果、
この年齢においても、
心血管疾患のリスクが高いほど、
白質病変などの脳の変化は強くなっていました。
将来の脳卒中や認知症を予防するには、
若い頃からの心血管疾患のリスク管理が、
重要であるようです。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は午前午後ともいつも通りの診療になります。
それでは今日の話題です。
今日はこちら。
2018年のJAMA誌に掲載された、
40歳以下という若い年齢における、
心血管疾患に伴うリスクと、
MRIで検出出来る脳の虚血性変化との関連についての論文です。
中年期における高血圧や脂質異常症などの、
心血管疾患リスクが、
その後の脳の虚血性変化や、
老年期の認知症などの誘因になることは、
ほぼ確立した事実です。
高精度のMRI検査などによる検証によれば、
40歳以下のようなもっと若い年齢においても、
脳血管の血流の低下や血管壁の性状変化、
白質病変などの脳の虚血性変化は、
画像上は認められると報告されています。
それではそうした若い年齢においても、
生活改善による病変の予防は可能なのでしょうか?
今回の検証はイギリスにおいて、
心血管疾患のない40歳以下の125名を対象として、
高血圧や脂質異常症などの、
生活改善により修正の可能な心血管疾患リスクと、
高精度の脳MRIにおける白質病変などの微細な虚血性変化との、
関連を検証しています。
その結果、
この年齢においても、
心血管疾患のリスクが高いほど、
白質病変などの脳の変化は強くなっていました。
将来の脳卒中や認知症を予防するには、
若い頃からの心血管疾患のリスク管理が、
重要であるようです。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。