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「銀魂2 掟は破るためにこそある」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で、
午前午後とも石原が外来を担当する予定です。

土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
銀魂2.jpg
昨年好評だった「銀魂」の続編が、
前回のキャストがほぼ全て登場する形で、
にぎにぎしく公開されています。

少し遅ればせに映画館に足を運びました。
金曜日の朝だったので観客は3人でした。

江戸時代に異国ではなくエイリアンが日本を侵略し、
共存するようになったというパラレルワールドが舞台で、
史実とは少し違う歴史上の人物もどきが、
微妙に史実もなぞりながら、
奇想天外な物語を紡ぎます。

このコミック原作の、
ドラマとギャグが絶妙にブレンドされた世界が、
福田雄一さんの世界とかなり相性が良くて、
とても楽しく乗り乗りで観ることが出来ます。

今回は岡田将生さんや長澤まさみさん、
堂本剛さんの出番は少なく、特別出演的な感じで、
メインは史実にもある新撰組の内紛劇(伊東甲子太郎)に、
将軍暗殺の陰謀が絡みます。

裏主役は三浦春馬さんの伊東鴨太郎で、
このパートはほぼギャグなしのドラマですが、
そこがなかなか良く仕上がっているので、
ドタバタやパロディやギャグとのバランスが良いのです。
沖田総悟の吉沢亮さんの磨きの掛かった格好良さなども抜群です。

前作でもそうでしたが、
アクションや殺陣のリズミカルな編集がなかなかで、
CGパートもハリウッド製には及びませんが、
日本映画としてはかなり頑張っていて、
インド映画の「バーフバリ」辺りとは遜色がありません。
その辺りの適度なスケール感と、
極めてチープなギャグとのバランスがまた良いのです。

そんな訳で福田雄一さんの世界に一旦馴染むと、
この世界は非常に心地よく、
頭を空っぽにして楽しむことが出来ます。
まだまだ続編がありそうですから、
今後もとても楽しみです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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