禁煙外来開始のお知らせ [業務連絡]
こんにちは。
六号通り診療所の石原です。
今日は休みなのですが、
渋谷で集団健診の診察があって、
午前中はそれに出掛け、
今帰って来たところです。
ええと、
久しぶりの業務連絡ですが、
来月の10月1日より、
診療所で禁煙外来を開始します。
別に予約制ではありません。
今までと何が違うかと言うと、
「チャンピックス」という禁煙の飲み薬があるのですが、
それを保険診療で処方することが出来るのですね。
「チャンピックス」は、初めての飲む禁煙の薬で、
α4β2というニコチン受容体の阻害剤です。
(正確には部分作動薬ですね)
この受容体にニコチンが結合することが、
タバコを止められない主な原因となっている、
「ニコチン依存」を作り出していて、
それを抑制出来る、
というのが一応の効く理屈です。
従って、これを飲むことにより、
タバコを吸うのと似た満足感が生じ、
その上依存は形成し難いので、
これを飲んでいれば、
タバコを吸おうという気分が、
あまりしなくなる、ということになります。
通常12週間(3ヶ月)飲み続け、
それから中止するという方法を取ります。
ニコチンは神経伝達物質の一種なので、
こうした薬の場合、
果たして他の神経の刺激や抑制による、
副作用がないかどうかが、
薬を安全に使えるかどうかのポイントとなります。
商品は当然安全なものとして発売される訳ですが、
製薬会社の説明だけを鵜呑みにして、
自分の頭で考えることをしないと、
往々にして、患者さんに不利益が生じることが多いからです。
その辺の話は、
また明日続けますね。
今日は取り敢えず、
開始のご報告のみで失礼します。
皆さんは良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
六号通り診療所の石原です。
今日は休みなのですが、
渋谷で集団健診の診察があって、
午前中はそれに出掛け、
今帰って来たところです。
ええと、
久しぶりの業務連絡ですが、
来月の10月1日より、
診療所で禁煙外来を開始します。
別に予約制ではありません。
今までと何が違うかと言うと、
「チャンピックス」という禁煙の飲み薬があるのですが、
それを保険診療で処方することが出来るのですね。
「チャンピックス」は、初めての飲む禁煙の薬で、
α4β2というニコチン受容体の阻害剤です。
(正確には部分作動薬ですね)
この受容体にニコチンが結合することが、
タバコを止められない主な原因となっている、
「ニコチン依存」を作り出していて、
それを抑制出来る、
というのが一応の効く理屈です。
従って、これを飲むことにより、
タバコを吸うのと似た満足感が生じ、
その上依存は形成し難いので、
これを飲んでいれば、
タバコを吸おうという気分が、
あまりしなくなる、ということになります。
通常12週間(3ヶ月)飲み続け、
それから中止するという方法を取ります。
ニコチンは神経伝達物質の一種なので、
こうした薬の場合、
果たして他の神経の刺激や抑制による、
副作用がないかどうかが、
薬を安全に使えるかどうかのポイントとなります。
商品は当然安全なものとして発売される訳ですが、
製薬会社の説明だけを鵜呑みにして、
自分の頭で考えることをしないと、
往々にして、患者さんに不利益が生じることが多いからです。
その辺の話は、
また明日続けますね。
今日は取り敢えず、
開始のご報告のみで失礼します。
皆さんは良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2008-09-28 13:05
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