ヴィヴァルディの「バヤゼット」 [コロラトゥーラ]
こんにちは。
六号通り診療所の石原です。
今日は休みなので、
オペラの話題です。
今まで生で観たオペラの舞台の中で、
何と言っても最高だったのが、
2006年2月19日に横浜で1日だけ上演された、
ヴィヴァルディのオペラ「バヤゼット」です。
古楽団体の「エウローパ・ガランテ」を主催する、
ヴァイオリン奏者のファビオ・ビオンディが音楽監督を務め、
6人のキャストは全員外国人の手練ばかり。
古楽のオペラというのは、
ストーリーもキャストの役柄も、
ほぼ固定化されていて、
基本的に難易度の高いアリアを、
個人技として楽しむことが主体となります。
この「バヤゼット」では、キャスト全員の歌が素晴らしかった上に、
演奏も素晴らしく、
2000席はないコンパクトな会場の雰囲気も最高でした。
僕の考えるオペラの理想形ですね。
中でも最高の歌を聞かせてくれたのが、
上の写真のヴィヴィカ・ジュノーです。
舞台の画像はないので、
これはほぼ同じスタッフによるCDの、
録音風景のものです。
右に立っているのが、
ファビオ・ビオンディです。
ジュノーはアラスカ出身のメゾ・ソプラノで、
その超絶技巧はある意味バルトリを超えています。
彼女のアリアには、
鳥肌が立ちましたね。
最近はそんな感動とは縁遠い日々ですが、
まあ、それでいいのかも知れません。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2008-09-07 11:26
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