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スターウォーズ/フォースの覚醒 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
スターウォーズ ジェダイの覚醒.jpg
「スターウォーズ/フォースの覚醒」を、
新宿の映画館で3D吹き替え版で観て来ました。

映画は中学と高校の時が一番沢山観ていて、
特に大学卒業以降はあまり観ていません。
ただ、スターウォーズに関しては、
これまでの6作品は全て封切りで映画館で観ています。

1977年(日本公開は78年)の第1作(エピソード4)の時は、
今はなき日劇で観てから、横浜でも観ました。
「エクソシスト」で怪奇映画が一般の娯楽になり、
「スターウォーズ」でSF映画が一般の娯楽になったのです。
丁度登校拒否で高校を休んでいた時だったので、
ある種の執着と孤独の残像とともに、
今でも強く印象に残っています。

ただ、ワクワクして観たのは2作目の「帝国の逆襲」までで、
後は何となく惰性で観たような気がします。

特にエピソード1以降の三部作は、
絵葉書を観ているようで面白くはありませんでした。

今回の新作はでも、
非常に面白くて、
特に1作目をリアルタイムで観た人には、
懐かしさに胸が熱くなるような感じがあります。

やや後ろ向きな作品なのですが、
昔懐かしい冒険活劇という感じに回帰しているので、
それを非常に高いクオリティで再現されると、
矢張りグッと来るのです。

基本的には第1作(エピソード4)の、
リメイクと言って良いようなストーリーラインなのですが、
第2作(帝国の逆襲)のテイストを、
同時に突っ込んでいます。
そこに更に40年前の登場人物を、
実際に30年後という設定で登場させ、
観客のノスタルジアを解放させてくれるのです。
女戦士と黒人を主役に据えて今風にして、
ジブリ(主にナウシカ)やハリー・ポッターの要素まで、
貪欲に取り込んで一体化しています。

「アラビアのロレンス」のような砂漠が登場したり、
自然の風景を多く登場させて、
CG一色ではなく、
自然の風景の中に宇宙船が飛んでくるような場面が多いのも、
昔の映画のようでとても心が和みます。
トータルに1977年のビジュアルを忠実に再現していて、
敢えてレトロな感じを狙っていながら、
クオリティは明らかに高いので、
とても楽しく観ることが出来るのです。
ミレニアムファルコンのモンスターチェスまで出てくるのですから、
マニアにはたまりません。
台本は本当に練り上げられていて、
40年前のキャストが登場するタイミングなども、
まさに抜群です。

個人的にはシリーズ全作を通じて、
ベスト3には確実に入る1本で、
正統なスターウォーズの全てがあると言って過言ではなく、
エピソード1から3は記憶から消去したい感じです。
第1作の好きな方には非常にお勧めです。

3D版はあまり3Dならではの構図がなく、
視野は狭くなって見づらくなるので、
どちらかと言えば2Dで大きな画面で観る方が、
良いように思いました。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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