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2016年のオペラと声楽を振り返る [オペラ]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

お正月はいつものように奈良に行って、
今帰って来たところです。

今日は昨年聴いたオペラと、
声楽のコンサートを振り返ります。

昨年聴いたオペラはこちら。
①東京春音楽祭「ジークフリート」(演奏会形式)
②ウィーン・フォルクス・オパー「こうもり」
③新国立劇場「ローエングリン」
④ローマ・イタリア歌劇団「ラ・ボエーム」
⑤新国立劇場「ワルキューレ」
⑥マリインスキー・オペラ「エフネギー・オネーギン」
⑦ウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」
⑧ウィーン国立歌劇場「ワルキューレ」
⑨ウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」
⑩マリインスキー劇場管弦楽団ベルリオーズ「ロミオとジュリエット」
⑪ザルツブルク・イースター音楽祭「ラインの黄金」(ホールオペラ形式)
⑫新国立劇場「ラ・ボエーム」
⑬新国立劇場「セビリアの理髪師」
⑭NHK交響楽団定期公演「カルメン」(演奏会形式)

昨年はワーグナーの上演が非常に充実していて、
新国立劇場のワーグナーは高水準の舞台ですし、
東京春音楽祭の指輪上演も、佳境に入っています。
ウィーン国立歌劇場も珍しく「ワルキューレ」を持って来ましたし、
何と言っても、
ティーレマン指揮によるワーグナーの全曲を、
日本で聴くことが出来たのは至福の時間でした。

最近では引っ越し公演とは言っても、
節約気味の舞台になることがほとんどなので、
中途半端に装置や衣装などがあるよりも、
演奏会形式の方がしっくりと来る感じです。
音楽のイメージがあまり壊されることがないからです。
12月に聴いたN響の「カルメン」も、
カルメン役の歌手が派手な深紅のカクテルドレスで、
全編を歌い踊ってくれるので、
まなじなセットと衣装のあるオペラより、
「カルメン」もこの方が全然良いと思いました。
セットのある「カルメン」では、
意外に貧相な恰好をカルメンはしていて、
それで何となく盛り下がることが多いからです。

それから昨年は以下のような、
声楽のコンサートに足を運びました。
①アンナ・ネトレプコ ソプラノリサイタル
②タラ・エロート メゾソプラノリサイタル
③モイツァ・エルトマン ソプラノリサイタル
④パオロ・ファナーレ テノールリサイタル
⑤レザール・フロリサン リサイタル
⑥アントニーノ・シラグーザ テノールリサイタル

それからヨナス・カウフマンが来る予定で、
チケットは用意していたのですが、
ドタキャンになりました。
来年に延期されましたので、
これまでのことを考えると、
来年は多分来てくれるのではないかと思います。

今年はアンナ・ネトレプコのリサイタルが、
これは待望の来日で、
大分恰幅が良くなられましたが、
さすがプリマドンナという迫力の歌でした、
それから、最近体調と声の調子の悪いことが多かった、
ロッシーニ・テノールのシラグーザが、
本当に久しぶりに、
ほぼ絶好調という歌を聴かせてくれたのが、
非常に感動的でした。

来年は最愛のデセイ様が来日されるので、
もう声はヘロヘロなのだろうなあ、
とは思いながらも、
ドキドキともう落ち着かなくなってしまうのです。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良いお正月をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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