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親族代表「親族旅行記」 [演劇]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

朝から意見書など書いて、
それから今PCに向かっています。

今日は土曜日なので趣味の話題です。

今日はこちら。
親族旅行記.jpg
嶋村太一と竹井亮介、そして野間口徹のユニット「親族代表」の、
THE BEST LIVEと銘打った公演が、
今下北沢の駅前劇場で上演中です。

僕は観るのは初めてですが、
これまでの公演からのよりすぐりの傑作選、
ということのようです。

このユニットは、
本人達が「演劇系コントユニット」と言うように、
シティボーイズのリニューアル版、
というような雰囲気で、
コントと芝居の中間くらいの雰囲気の短編を、
連ねて1本に構成したような作品を上演しています。

今回の演出は福原充則さんですから、
よりシティーボーイズ感が強いのではないかと思いますが、
演出が非常に洗練されていて、
3人のキャラも良く、
技術的なバランスも良いので、
大変楽しく観ることが出来ました。

8本の作品が過去の上演から選ばれ、
最初にプロローグが付いているのですが、
「携帯電話を切って下さい」
という定番のお願いを、
巧みにコントに取り込んだもので、
こういう趣向は最近しばしば見掛けますが、
今回のものが個人的には一番洗練されていて、
オープニングすぐに引き込まれました。
この辺り凡手ではありません。

台本作家もケラにブルースカイ、
小林賢太郎に岩井秀人、故林広志と豪華ですが、
個人的には小林賢太郎作品が冴えていて、
次にブルースカイ、
というのが僕の好みでした。

傑作選という割には、
台本の完成度はそれほど高くないものが多いのですが、
3人のキャラと技術がなかなかのものなので、
筋が今ひとつでもそれほどの瑕にはなっていません。

野間口さんだけテレビの露出が多くなっているので、
そのバランスがやや危うい感じはしますし、
実際それもネタに組み込まれているのですが、
なかなかどうして竹井さんも嶋村さんも面白いので、
これからも是非このトリオで、
力のちょっと抜けた、
絶妙な世界を見せ続けて欲しいと思いました。

お勧めです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。

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よろしくお願いします。

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