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革命アイドル暴走ちゃん「うぇるかむ★2015~革命の夜明け~」 [演劇]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

もう明日から診療に復帰しないといけないのですが、
体調は最悪でどうして良いか分かりません。
これまでで一番危機的な感じがするのですが、
何とか明日や今日より復活してくれないでしょうか?

今年の演劇の一発目はこちらです。
革命アイドル暴走ちゃん.jpg
暗黒AKBのような、
小劇場テイストのレビューが印象的なパフォーマンス集団、
「革命アイドル暴走ちゃん」の新春公演が、
今日まで浅草橋のカフェ兼用の小空間で上演されています。

昨年9月の「騒音と闇」では、
観客に水や味噌汁の具などの液体が、
大量に降り注ぎ、
事前に全ての観客にビニールの合羽が提供される、
というワクワクする仕掛けが素敵でした。

今回の公演は水は使えない場所なので、
そうした仕掛けはなく、
色々な物は飛んで来ますし、
紙吹雪などは大量に撒かれますが、
前回の公演よりは落ち着いて観ることが出来ました。

上演前には制作の樺澤さんの達者な前説があり、
数十人のキャストが、
何かワイワイ言いながら、
小空間に所狭しとスタンバイして、
主催の二階堂瞳子さんが紹介され、
金色の鎧姿で登場すると、
いつもながら心は躍ります。

一旦始まれば、絶えず鳴り響くアニソンなどの騒音と、
止まることなく動き、観客を挑発し、
イジり、喚き、叫ぶパフォーマーの姿と、
何やら降り注ぐ紙やクッションや、
生米やブルーシートや干支の被り物などが、
舞台上から客席の間から、
ともかくエネルギッシュに続き、
今回は干支な新年のネタから始まり、
人間の誕生と成長と死と再生をイメージしたようなパートがあり、
ラストは前回と同じ、
高速のヲタ芸で締め括ります。

とても楽しいのですが、
パフォーマーの生の声が、
もっと客席に届くような瞬間や、
狂騒が一旦静止するような瞬間が、
もっとあっても良いようには思いました。

それと基本的に前回と同じ部分が多く、
定番ネタはそれはそれで良いのですが、
「革命」と言うからには、
もう少し前回のスタイルを、
壊す部分があっても良いように思いました。

キャストのレベルは前回より高いと思います。

海外ツアー後、秋に再び日本凱旋の予定とのことですので、
また新たな進化型を見せてくれることを、
ファンの1人として期待したいと思います。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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ちょんまげ侍金四郎

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
by ちょんまげ侍金四郎 (2015-01-04 12:56) 

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