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サモ・アリナンズプロデュース「ビタジルダ」 [演劇]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

朝から何となくぼんやりして、
それから今PCに向かっています。

今日は土曜日なので趣味の話題です。

今日はこちら。
ビタジルダ.jpg
とぼけたゆるい芝居が特徴の、
小松和重座長の率いる劇団サモ・アリナンズの、
久しぶりの公演が先日下北沢で上演されました。

サモ・アリナンズは僕はあまり観ていなくて、
活動休止となった「洞海湾」の公演と、
2011年の企画物「世界の百貨店」くらいしか、
生では観ていませんが、
「世界の百貨店」は本当に楽しくて、
その後すぐに震災が起こったことを考えると、
個人的には非常に感慨深いものがあるのですが、
今回は徹底して「おバカ」をやってくれそうなので、
とても楽しみにして出掛けました。

作品は「ガッツ団」という少年探偵団的な、
昭和のレトロな雰囲気の正義の味方が、
鳥人間や宇宙人とへっぽこな戦いを繰り広げる、
如何にもな楽しい世界が展開されます。
以前から連作のシリーズです。

小松和重さんの台本自体は、
何と言うか、よく学生演劇でありそうな、
一応辻褄だけを合わせて、
後はキャストの皆さんが面白くしてね、
というようなレベルのものなのですが、
キャストはいずれも手練なので、
演技と演出はプロ仕様で楽しめます。

小松さんのさんまを思わせるような、
自分で吹いてしまう吹き芸はいつも通りですが、
家納ジュンコさんのとぼけた愛らしさも素敵ですし、
久ケ沢徹さんの大仰さも、
失敗することもあるのですが、
今回は役柄にマッチしていました。

今回抜群だったのは、
得体の知れない小人を演じた平田敦子さんで、
乗りに乗っていましたし、
彼女の出演場面と小松さんとの絡みは、
小劇場ならではの、
至福の時間を過ごすことが出来ました。

次は是非「世界の…」のシリーズで、
小松さんや久ケ沢さんと共に、
大暴れする荒川良々さんや浅野和之さんの艶姿を、
是非また観たいと思います。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。

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よろしくお願いします。

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