アンナ・ネトレプコの「椿姫」 [コロラトゥーラ]
こんにちは。
六号通り診療所の石原です。
今日は診療所は休診で、
1日家にいます。
今日は久しぶりにコロラトゥーラの話題です。
上の写真はザルツブルグ音楽祭で椿姫を歌う、
ロシア出身のソプラノ、
アンナ・ネトレプコのお姿です。
ちょっと濃厚な画像ですいません。
これは1幕の例の「乾杯の歌」なのですが、
かなりどぎついムードの演出なのです。
彼女は多分今世界で一番売れている、
ソプラノ歌手ですね。
容姿も美しく、
歌もまずまずで演技も出来るのですから、
言うことはありません。
演目も幅広く、
コロラトゥーラも歌います。
日本には何度か来ていて、
僕は2005年のリサイタルと、
メトロポリタン歌劇場と一緒に来日した、
ドンナ・アンナを聴きました。
リサイタルの評判はあまりよくなかったのですが、
僕は結構感銘を受けました。
非常にバランスの取れた歌唱なのですが、
欲を言えばあまり冒険がなく、
スリリングな部分がないのが物足りません。
常に安全策なんですね。
この椿姫でも、
1幕ラストのアリアの最後の高音を、
歌っていません。
来年は英国ロイヤルオペラで来日の予定で、
「マノン」を歌います。
これは結構楽しみですね。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2009-03-22 12:40
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