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「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前午後とも石原が外来を担当する予定です。

土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
ヴェノム.jpg
マーベルの敵キャラを主人公にしたシリーズの第二弾で、
上映時間は98分とマーベル映画としては短いですし、
80年代テイストのアクション映画として、
それほど派手さはありませんが、
ストレスなく見ることが出来ました。

敵キャラはほぼビジュアルは同じで、
色が赤いだけなんですよね。
それじゃ区別が付かなくて盛り上がらないのじゃないかしら、
と思っていたのですが、
実際に見ると、
取り憑かれた人間体が、
トム・ハーディとウッディ・ハレルソンという濃いメンツなので、
そうした混乱はないのですね。

何かもうアメリカ映画はマーベルしかないのかしら、
というような勢いですね。
ともかく滅多矢鱈と作品がありますし、
多層宇宙と開き直っているので、
死んだ筈のヒーローも平気で甦りますし、
時空を変えれば一度バットエンドになっても、
簡単にハッピーエンドに書き換えられてしまいます。

そうした何でもありを上手く利用して、
作品毎に多彩な魅力があり、
正統的なヒーローものもあれば、
ホラー色の強いもの、80年代アクション映画から、
ラブロマンス、哲学的で壮大なファンタジーまで、
何でもござれです。

ただ、何かモヤモヤする感じもあります。
今回の映画もひねった肉弾戦のアクション映画として、
なかなか完成度が高く仕上がっているのに、
クライマックスは定番のCGショーになってしまいますし、
ラストではスパイダーマンの世界と繋がってしまいます。
まあでも商売としての映画は、
こうでないと成立しないのかも知れません。

でも、五月蠅いことを言わなければ、
80年代テイストのダークなアクション映画として、
なかなか緻密な仕上がりになっていたと思います。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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