「グリーンブック」 [映画]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は土曜日で午前中は石田医師が外来を担当し、
午後2時以降は石原が外来を担当する予定です。
土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
今年のアカデミー作品賞に輝いた、
「グリーンブック」を観て来ました。
これはとてもいいですよ。
アカデミー賞受賞作としても、
個人的にはとても好きな映画です。
映画ファンでしたら見逃してはいけない、
というレベルです。
1962年を舞台として、
黒人の天才ピアニストと、
その運転手兼用心棒(?)として雇われた、
イタリア系移民の気の好い荒くれ男が、
人種差別が強い南部の演奏旅行に出掛けるという、
ロードムービーです。
要するに「ドライビング・ミス・デイジー」の入れ替え版で、
また人種差別の社会派映画か、
そんなものを日本で観てもなあ、
という気分に予告編などを見ると思うのですが、
実際に観てみると、
人種差別の問題は描かれてはいるものの、
もっと複雑かつ普遍的な人間ドラマになっていて、
とても綺麗なハッピーエンドに帰着するので、
ほっこりとした気分で映画館を後にすることが出来ました。
天才ピアニストのキャラクターが、
非常に複雑で面白いんですよね。
それが一番の成功のポイントであったような気がします。
非常にリアルで深みのある人間ドラマが展開されますが、
それでいて運転手が妻に送る手紙のくだりなど、
かなりベタな設定もあって、
その辺りのバランスが絶妙と思いました。
1962年という時代設定がとても見事に再現されていて、
キャメラも美しく演出も洗練されています。
とても綺麗な映画です。
それでいて「古き良きアメリカ」という、
懐古的なものではなく、
しっかり今の映画にもなっている、
という辺りに感心しました。
理想的な家族の姿がイタリアの移民の大家族、
という辺りにちょっと皮肉なものも感じます。
キャストはメインの2人がいずれも素晴らしく、
複雑な感情表現を見事に表現していました。
そんな訳で今「良い映画」を観たいと思われる向きには、
是非お薦めしたい1本だと思います。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は土曜日で午前中は石田医師が外来を担当し、
午後2時以降は石原が外来を担当する予定です。
土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
今年のアカデミー作品賞に輝いた、
「グリーンブック」を観て来ました。
これはとてもいいですよ。
アカデミー賞受賞作としても、
個人的にはとても好きな映画です。
映画ファンでしたら見逃してはいけない、
というレベルです。
1962年を舞台として、
黒人の天才ピアニストと、
その運転手兼用心棒(?)として雇われた、
イタリア系移民の気の好い荒くれ男が、
人種差別が強い南部の演奏旅行に出掛けるという、
ロードムービーです。
要するに「ドライビング・ミス・デイジー」の入れ替え版で、
また人種差別の社会派映画か、
そんなものを日本で観てもなあ、
という気分に予告編などを見ると思うのですが、
実際に観てみると、
人種差別の問題は描かれてはいるものの、
もっと複雑かつ普遍的な人間ドラマになっていて、
とても綺麗なハッピーエンドに帰着するので、
ほっこりとした気分で映画館を後にすることが出来ました。
天才ピアニストのキャラクターが、
非常に複雑で面白いんですよね。
それが一番の成功のポイントであったような気がします。
非常にリアルで深みのある人間ドラマが展開されますが、
それでいて運転手が妻に送る手紙のくだりなど、
かなりベタな設定もあって、
その辺りのバランスが絶妙と思いました。
1962年という時代設定がとても見事に再現されていて、
キャメラも美しく演出も洗練されています。
とても綺麗な映画です。
それでいて「古き良きアメリカ」という、
懐古的なものではなく、
しっかり今の映画にもなっている、
という辺りに感心しました。
理想的な家族の姿がイタリアの移民の大家族、
という辺りにちょっと皮肉なものも感じます。
キャストはメインの2人がいずれも素晴らしく、
複雑な感情表現を見事に表現していました。
そんな訳で今「良い映画」を観たいと思われる向きには、
是非お薦めしたい1本だと思います。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。