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「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前中は石田医師が、
午後2時以降は石原が担当する予定です。

土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
ジュラシックワールド.jpg
「ジュラシック・パーク」のシリーズ6作目で、
「ジュラシック・ワールド」3部作の完結編が、
今ロードショー公開されています。

もう終了の近いような雰囲気なので、
慌てて映画館に足を運びました。
通常スクリーンの吹き替え版での鑑賞です。

これはまあ、想定内という感じで、
今更遺伝子から再生された恐竜が出て来てもなあ、
という感じが抜けませんでした。
過去作の登場人物が出られる人は全員出る、
という感じなので、
祝祭的大団円という感じはあるのですが、
結局ラストは恐竜と人間とが上手く共存しましょう、
というだけのことですから、
怪獣映画のラストと一緒で、
まだまだ幾らでも続編は作れそうな感じです。
でも、また作ったところで然程ヒットはしないでしょうから、
これで打ち止めで良いのかなあ、という印象です。

僕はシリーズの6作のうち5作は映画館で観ています。
第1作は映画としてはそう大したことはなかったのですが、
CGで恐竜を再現するというのが、
当時としては画期的で、
そのころのCGというのは、
アニメの模造品程度の印象しかありませんでしたから、
それであのTレックスの完成度には、
文字通り観客は驚愕したのです。

2作目は前半が島で、後半が都会という、
「キング・コング」を意識した構成で、
ああ続編て、まあこんな感じね、
という印象しかありませんでした。
それで3作目は、もういいや、という感じでスキップしました。

新シリーズになった「ジュラシック・ワールド」は、
要するに第1作のリメイクに近いのですが、
技術は進歩していますし、3Dも全盛という感じの頃ですから、
イベント的な盛り上がりがありました。

次の「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、
個人的にはシリーズ一番のお気に入りで、
これ、前半は明らかに「怪獣総進撃」を意識していますよね。
怪獣島がおどろおどろしくて、
前半で派手に火山噴火で壊滅して、
後半は大富豪の屋敷での、
ゴシックホラーのRPGみたいな雰囲気になるんですね。
前半と後半をガラリと変えたのが成功で、
僕は両方の世界観が共に大好物だったので、
いいな、いいな、という感じで堪能しました。

今回は…

トータルには007みたいな感じなんですね。
巨大なバイオ企業が悪党で、
それと対決するお話になっていて、
狭い路地でのカーチェイスから、
世界を巡って後半はイタリアの秘密基地でしょ。
もろスパイアクションのパターンです。
そこに恐竜を絡めているんですが、
これだと恐竜が全くの添え物的扱いですよね。
目先を変えて失敗、という典型的なパターンなのですが、
じゃあ、どうすれば良かったのかと考えると、
正直やれることは皆やってしまって、
これしかやりようがなかった、
というのが実際ではなかったかと思います。

ただ、映像のクオリティは高いですし、
恐竜も「えっ、こんな大胆なフォルムの恐竜が本当にいたの?」
と驚くような新人がぞろぞろ登場しますし、
キャストも懐かしい顔ぶれが楽しそうに演じていますから、
過去作のファンであれば、
まずまず楽しめる内容には仕上がっていたと思います。

シリーズの過去作が好きな人のみお勧めです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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