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2020年の映画を振り返る [映画]

新年おめでとうございます。

北品川藤クリニックの石原です。

今年もよろしくお願いします。

今日は昨年観た映画を振り返ります。
昨年映画館で観た映画がこちらです。

1.パラサイト 半地下の家族
2.カツベン
3.ジョジョラビット
4.ラストレター
5.リチャード・ジュエル
6.AI崩壊
7.ロマンスドール
8. 37セカンズ
9. 1917
10.キャッツ
11.9人の翻訳家
12.テリー・ギリアムのドン・キホーテ
13.犬鳴村
14.彼らは生きていた
15. RED
16.地獄の黙示録
17.ミッドサマー
18. Fukushima 50
19.初恋
20.ミッドサマー(特別版)
21.ナイブズアウト
22.ヘレディタリー・継承
23.一度死んでみた
24.デッド・ドント・ダイ
25.仮面病棟
26.透明人間
27.ダークナイト
28.今日から俺は!! 劇場版
29.レイニーデイ・イン・ニューヨーク
30.コンフィデンマンJP プリンセス編
31.ウェイブス
32.アルプススタンドのはしの方
33.インセプション
34.事故物件 怖い間取り
35.mid90s
36.インターステラー
37.青くて痛くて脆い
38.テネット
39.行き止まりの世界に生まれて
40.宇宙でいちばん明るい屋根
41.浅田家!
42.スパイの妻
43. ミッドナイト・スワン
44.星の子
45.朝が来る
46.鬼滅の刃 無間列車編
47. 罪の声
48.  さくら
49. ドクター・デスの遺産
50. 佐々木、インマイマイン
51. サイレント・トーキョー
52. 異端の鳥
53. 燃ゆる女の肖像
54. ミセス・ノイジィ
55. AKIRA
56. 新解釈・三國志
57. 私をくいとめて

以上の57本です。
3月後半から6月くらいまでは、
コロナの影響で殆ど映画は観られませんでしたから、
その割には結構観ているかな、という感じです。
後半も洋画はハリウッド系などはほぼ全滅でしたから、
洋画は公開自体少なかったですし、
通常の状態ではありませんでした。
その一方で邦画はかなり良かったですね。
力作が多かったですし、いつもの2年分くらい、
一気に放出された、という感じでした。

良かった5本を洋画と邦画とに分けて、
エントリーしてみます。
2020年に公開された新作に限っています。

それではまず洋画編です。

①パラサイト 半地下の家族
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-01-18
これはもう言うまでもなく、
2019年から2020年に掛けての映画を代表する1本ですよね。
日本公開は2019年なのか2020年なのか微妙です。
個人的にはそれほど好きな映画ではないのですが、
ともかく完成度が圧倒的で、
面白さも圧倒的であることは間違いがありません。
色々な意味で今は韓国と中国の時代ですね。
それを強く印象付けた1本でした。

②異端の鳥
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-12-13
こちらは東欧のムードが独特の異形の大作。
良い意味で今という時代を感じさせない力作で、
人間の暗黒面を抉り出したような、
奇怪なキャラクターの饗宴がまことに魅力的なカルトでした。
タルコフスキーと石井輝夫を混ぜ合わせたような孤高の作品です。

③ミッドサマー
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-03-01
鬼才アリ・アスターのカルト・ホラーですが、
如何にも現代的なメンヘラこじらせ系女子と、
古典的なホラーのジャンル物との融合が斬新で、
極彩色で陽光に溢れた、
悪夢の世界がいつ果てるともなく展開され、
ある種の中毒になったような気分で劇場を後にしました。
前作の「ヘレディタリー 継承」も観ましたが、
こちらも極め付きの傑作でした。

④リチャード・ジュエル
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-02-02-1
クリント・イーストウッドによる冤罪物の社会派映画ですが、
イーストウッドの最近の映画の中では、
完成度も高く優れた作品だったと思います。
主人公2人の熱演もなかなかで、
アメリカ映画の一番良い部分を感じさせました。
変にひねったものではなく、
こういうストレートな映画をもっと観たいですね。

⑤レイニーデイ・イン・ニューヨーク
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-08-01
2017年に製作されたウディ・アレンの新作で、
監督の女性問題からアメリカでは未公開となったいわくつきの映画です。
名匠ストラーロの撮影が抜群に美しくて、
アレンの資質も良く出た、
とても素敵で洒脱でロマンチックな映画です。
これでアレンの映画も終わりかと思うと、
切ない気分になりますが、
こうした清廉潔白が求められる世界では、
仕方のないことなのかも知れません。

それでは次は邦画の私的ベストです。

①朝が来る
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-10-24
昨年は多くの優れた日本映画が公開されましたが、
作家性という意味では抜きんでていたのがこの河瀨直美監督の新作です。
テレビドラマ化もされたミステリー的原作を、
河瀨さんの感性で詩的に映像化しています。
彼女の映画としては原作があるだけに分かりやすく、
「あん」に匹敵する傑作に仕上がったと思います。

②罪の声
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-11-07
グリコ森永事件の真相に迫った社会派犯罪映画ですが、
テレビ出身のスタッフながら堂々たる映画に仕上がっていて、
原作を超える感銘がありました。
2020年の映画の中で最も映画的興奮を感じた作品で、
ラストの処理がテレビ的で安手であったことは不満ですが、
それ以外はケチの付けようのない力作でした。
特に星野源さんの説得力のある芝居が、
素晴らしかったと思います。

③ミッドナイトスワン
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-10-17
昨年ロングランとなり、本当の意味でヒットした1本です。
草薙剛さんがトランスジェンダーを演じた、
「老いた娼婦と少女の物語」という、
ヨーロッパ映画的な作品です。
これは少女役の新人の女優さんが抜群に良くて、
特に前半は素晴らしい出来栄えです。
ただ、後半にちょっと失速する感じになり、
話も駆け足でゴタゴタするのが減点ポイントでした。
「37セカンズ」とともに、
2020年に最もインパクトがあった日本映画です。

④浅田家!
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-10-03-1
豪華キャストのみ話題になる感じがありましたが、
「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督の、
本領発揮の力作で、
シネフィル的な拘りの映像がいつもながら凄いですし、
震災で藝術に出来ることは何か、
という大きなテーマに真正面から取り組んだ意欲作でした。
もっとこじんまりしたキャストで、
観てみたい、という気もします。

⑤初恋
https://rokushin.blog.ss-blog.jp/2020-03-14
2020年は娯楽映画でも面白い作品が多かったですね。
「AI崩壊」、「仮面病棟」、「サイレント・トーキョー」と、
皆頑張っていた作品でした。
その中でも三池崇史監督の本作は、
かなり出来の高低の激しい三池作品の中で、
かなり振り切れた感じのある会心作で、
僕は一番のお気に入りでした。
染谷将太さんの国宝級のゲス芝居、
もう最高です。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良いお正月をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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