「犬鳴村」 [映画]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は土曜日で午前午後とも石原が外来を担当する予定です。
土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
「呪怨」で新感覚のホラー作家として、
一躍有名になった清水崇監督の新作ホラーに、
こうしたものは結構嫌いではないので足を運びました。
清水監督は、
確かに「呪怨」はオムニバスの構成が面白く、
即物的なおどかし演出も新鮮でした。
ただ、その後ホラー作品には、
「な・なんでこんなに詰まらないの?!」
と絶句するような作品も多くありました。
今回もそのためそれほど期待はせずに見に行きました。
感想としては、
まあ、ボチボチでしたね。
オープニングはスマホの自撮りの映像から始まるので、
如何にもという感じなのですが、
新味はありませんし、
途中で通常の外からのキャメラに切り替わるんですね。
その切り替えもあまりタイミングが良いと思えませんし、
その後も特にショッキングな映像はなく、
思わせぶりなだけで終わってしまいます。
いきなり鉄塔の上から少女が降って来るところなど、
面白いカットもあるのですが、
その後もありがちな場面や描写が続き、
クライマックスは関節をグキグキ鳴らしながら、
女のお化けが襲って来るという、
ジャパニーズホラーでは手垢に塗れた感じの描写なので、
これじゃ今更恐がれないな、
という感じにはなってしまいました。
テーマは「犬神」なんですね。
極めて古典的な日本の土俗のホラーのテーマです。
それを割とそのままやっていて、
ラストは死者が生者を見守っているという、
何か微笑ましい感じになるのも、
ちょっと脱力してしまいました。
そんな訳で見ても5秒くらいで忘れてしまう感じの映画で、
時間潰し以外の目的にはお薦めは出来ないというのが、
正直なところでした。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は土曜日で午前午後とも石原が外来を担当する予定です。
土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
「呪怨」で新感覚のホラー作家として、
一躍有名になった清水崇監督の新作ホラーに、
こうしたものは結構嫌いではないので足を運びました。
清水監督は、
確かに「呪怨」はオムニバスの構成が面白く、
即物的なおどかし演出も新鮮でした。
ただ、その後ホラー作品には、
「な・なんでこんなに詰まらないの?!」
と絶句するような作品も多くありました。
今回もそのためそれほど期待はせずに見に行きました。
感想としては、
まあ、ボチボチでしたね。
オープニングはスマホの自撮りの映像から始まるので、
如何にもという感じなのですが、
新味はありませんし、
途中で通常の外からのキャメラに切り替わるんですね。
その切り替えもあまりタイミングが良いと思えませんし、
その後も特にショッキングな映像はなく、
思わせぶりなだけで終わってしまいます。
いきなり鉄塔の上から少女が降って来るところなど、
面白いカットもあるのですが、
その後もありがちな場面や描写が続き、
クライマックスは関節をグキグキ鳴らしながら、
女のお化けが襲って来るという、
ジャパニーズホラーでは手垢に塗れた感じの描写なので、
これじゃ今更恐がれないな、
という感じにはなってしまいました。
テーマは「犬神」なんですね。
極めて古典的な日本の土俗のホラーのテーマです。
それを割とそのままやっていて、
ラストは死者が生者を見守っているという、
何か微笑ましい感じになるのも、
ちょっと脱力してしまいました。
そんな訳で見ても5秒くらいで忘れてしまう感じの映画で、
時間潰し以外の目的にはお薦めは出来ないというのが、
正直なところでした。
それでは今日はこのくらいで。
今日が皆さんにとっていい日でありますように。
石原がお送りしました。
2020-03-07 07:27
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