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「アベンジャーズ エンドゲーム」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
アベンジャーズエンドゲーム.jpg
アベンジャーズシリーズの一応の最終編として、
これまでの全てのキャラクターが総出演するという、
お祭り的な大作が、
今ロードショー公開されています。

前作の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」では、
サノスという敵が世界を支配出来る6つの宝石の力で、
ヒーローも人類も半分にされてしまうのですが、
そのどん底からヒーロー達の逆襲が始まります。

これはまあ看板には偽りなしで、
3時間によくぞここまで詰め込んだ、
という内容になっていて、
巧妙な仕掛けによって、
これまでのシリーズ全てを振り返るという趣向になっています。
更に個別のストーリーがさんざん展開された後で、
最終決戦はあらゆる物量を、
これでもかと詰め込んだ凄まじいものになっていて、
観客の膨れ上がった期待を裏切るまいという、
このシリーズの凄みを感じさせます。

キャストもこれまでのキャラクターが、
ほぼ総出演するのですから、
その圧力たるやもの凄いのですが、
ちゃんと個々のドラマにも締め括りを作っていて、
ラストの余韻もなかなかのものです。

僕自身はそれほど沢山このシリーズを観ていないので、
細部は分からないところも多いのですが、
「アントマン」や「キャプテンマーベル」のような、
最近公開された映画がストーリーの肝になっているので、
それほどストレスなく観ることが出来ました。
シリーズのファンであれば、
楽しみどころは満載だと思います。

不満を言えば敵キャラに魅力が乏しいですよね。
悪の軍団のビジュアルは平凡ですし、
ボスも何か苦悩している感じでお年寄り感もあるので、
正義と邪悪の最終対決という感じには、
何となくならないのが物足りないところです。
キャプテンマーベルは強すぎるよね。
ちょっとバランスを欠いている感じもしました。

人類の半分が消失するという趣向については、
ダン・ブラウンの「インフェルノ」もそんな話でしたし、
人間は半分くらいにした方が世の中は良くなる、
というある種の階層の願望のようなものが、
多分あるのかなあと感じました。

東京は出て来るけどしょぼくてガッカリですね。
でもまあ、あんなポジションですね。
仕方のないことです。

あとアメリカ人のユートピアがね、
湖のほとりのコテージで、
家族と釣やキャンプを楽しむという感じの、
結局それですか、という感じが、
何となく極東の島国のドロドロ世界から観ると、
素直に素晴らしいと思えない部分もあります。

いずれにしても今の映画のある種の到達点的な大作なので、
一見の価値はある超弩級の作品であることは確かです。
ある意味必見ではあります。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。

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