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「スパイダーマン スパイダーバース」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
スパイダーバース.jpg
今年のアカデミー賞のアニメーション部門を受賞した、
スパイダーマンの新作アニメーション映画を観てきました。

これはスピード感に溢れた、
とてもポップで楽しい映画で、
クライマックスが予定調和的で、
単純な悪党との対決から大団円となってしまうのが、
大人の観客としては少々物足りないのですが、
トータルにはとてもワクワクしながら観ることが出来ました。

映像のクオリティは非常に高くて、
演出もとても自由度の高い面白いものです。
音楽との連携がまた良いのです。
エンドクレジットの映像だけでも、
ずっと見ていたいような気分にさせられます。
とてもとても心地良いのです。

今のSF映画は実写でもほぼCGですから、
CGアニメとの境はあまりないという気がします。
背景も演出もほぼ同一であるのですから、
後は実際の役者さんが演じるかどうかのみの違いということになり、
そうなるとむしろアニメの方が、
ミスキャストはそもそもないですし、
背景との融和度も高いので、
適しているとも言えそうです。

ある意味アニメ原作の実写映画というのは、
そもそも意味をなさない時代になっているのかも知れません。

今回の作品などは、
どう考えても、
これまでのスパイダーマンの全ての映画の中で、
最も面白くかつクオリティも高いので、
もう実写映画という枠組み自体が、
時代遅れであるようにすら感じたのです。

その昔、「ルパン三世カリオストロの城」を、
銀座の小さな映画館で封切りで観て、
あまりの面白さとクオリティの高さに仰天したのですが、
その時に近いような興奮を、
少なくともこの映画の前半には感じることが出来ました。

スパイダーマンのことを何も知らずに観ても、
特に内容に支障はありませんし、
現在のアニメーション映画の1つの到達点を示す金字塔として、
是非多くの方に観て頂きたい傑作です。

僕はアイマックスの3Dで観て、
観る前はアニメに大画面の3Dは無駄遣いかな、
というくらいに思っていたのですが、
そのぶっ飛びの高揚感は抜群で、
御覧になるのであればこちらがお薦めです。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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