「ゴキブリコンビナートの見世物ナイト」 [演劇]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は祝日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
日本最後のアングラ劇団ゴキブリコンビナートは、
日本最後の見世物小屋興行も、
同時に委託され行っているのですが、
その前夜祭的な企画として、
阿佐ヶ谷ロフトAで「見世物ナイト」と題する公演が、
10月28日に一夜限りで行われました。
こうしたものが恥ずかしながら大好物なので、
頑張って出掛けて来ました。
内容は7時開演の9時半頃終演で、
まず障碍者バンドのスーパー猛毒ちんどんのギグが、
30分ほどあり、
その後で見世物小屋とほぼ同じ演目が、
以前花園神社で観た時より、
じっくりと時間を取って上演されます。
まず鼻と口を鎖で繋ぐ小ネタがあって、
強靱な身体を持つ原人の荒技があり、
狂ったOLが皮膚にホチキスを刺しまくる芸があり、
Drエクアドルさんが串刺しの名人として登場して、
あっと言う間に長い鉄串で頬を貫通させます。
トリはお馴染みゲジゲジみたいな虫が大好物のヤモリ女で、
言うことを聞かずにいつもの3倍は暴れまくり、
美しい段取りで生きた虫を食べまくります。
もう1つエクアドルさんの新作芸として、
細いゴムのカテーテルを、
素っ裸になって尿道に差し込むというものがあったのですが、
おそらく膀胱までは挿入して、
男の潮吹きのようなものをお見せになるつもりであったようですが、
10分近く悪戦苦闘するも挿入は出来ず、
残念な結果に終わっていました。
多分前立腺に引っかかったのではないかと思います。
エクアドルさんもそうしたお年にさしかかったのでしょうが、
緊張すると前立腺が収縮して尿道が閉まり、
そこでカテーテルが跳ね返されてしまうのです。
医療者なら誰でも経験のあるところです。
舞台に上がってお手伝いをしてあげたくなったのですが、
勿論思い直して何もせず見守っていました。
その後、D-Stageという、
BMIが35以上はありそうな体格の良い女性3人組の、
バーレスクがあって、
その後にゴキブリコンビナートのミニミュージカルがあり、
ラストはエクアドルさんを含む3人が、
串刺しで繋がる「団子三兄弟」で締めくくられます。
盛りだくさんの内容で、
変化に富んだ構成も良く、
なかなか楽しめました。
演劇ファンとしては、
こうしたイベントも良いのですが、
もっと演劇に傾斜した過激で前衛的な舞台も、
また観たいと思います。
そうした期待の持てる現役の劇団は、
もうゴキブリコンビナート以外には存在しないからです。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は祝日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
日本最後のアングラ劇団ゴキブリコンビナートは、
日本最後の見世物小屋興行も、
同時に委託され行っているのですが、
その前夜祭的な企画として、
阿佐ヶ谷ロフトAで「見世物ナイト」と題する公演が、
10月28日に一夜限りで行われました。
こうしたものが恥ずかしながら大好物なので、
頑張って出掛けて来ました。
内容は7時開演の9時半頃終演で、
まず障碍者バンドのスーパー猛毒ちんどんのギグが、
30分ほどあり、
その後で見世物小屋とほぼ同じ演目が、
以前花園神社で観た時より、
じっくりと時間を取って上演されます。
まず鼻と口を鎖で繋ぐ小ネタがあって、
強靱な身体を持つ原人の荒技があり、
狂ったOLが皮膚にホチキスを刺しまくる芸があり、
Drエクアドルさんが串刺しの名人として登場して、
あっと言う間に長い鉄串で頬を貫通させます。
トリはお馴染みゲジゲジみたいな虫が大好物のヤモリ女で、
言うことを聞かずにいつもの3倍は暴れまくり、
美しい段取りで生きた虫を食べまくります。
もう1つエクアドルさんの新作芸として、
細いゴムのカテーテルを、
素っ裸になって尿道に差し込むというものがあったのですが、
おそらく膀胱までは挿入して、
男の潮吹きのようなものをお見せになるつもりであったようですが、
10分近く悪戦苦闘するも挿入は出来ず、
残念な結果に終わっていました。
多分前立腺に引っかかったのではないかと思います。
エクアドルさんもそうしたお年にさしかかったのでしょうが、
緊張すると前立腺が収縮して尿道が閉まり、
そこでカテーテルが跳ね返されてしまうのです。
医療者なら誰でも経験のあるところです。
舞台に上がってお手伝いをしてあげたくなったのですが、
勿論思い直して何もせず見守っていました。
その後、D-Stageという、
BMIが35以上はありそうな体格の良い女性3人組の、
バーレスクがあって、
その後にゴキブリコンビナートのミニミュージカルがあり、
ラストはエクアドルさんを含む3人が、
串刺しで繋がる「団子三兄弟」で締めくくられます。
盛りだくさんの内容で、
変化に富んだ構成も良く、
なかなか楽しめました。
演劇ファンとしては、
こうしたイベントも良いのですが、
もっと演劇に傾斜した過激で前衛的な舞台も、
また観たいと思います。
そうした期待の持てる現役の劇団は、
もうゴキブリコンビナート以外には存在しないからです。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2018-11-03 08:44
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