劇団鹿殺し「俺の骨をあげる」 [演劇]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は日曜日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
劇団鹿殺しの本公演に足を運びました。
劇団鹿殺しはこれまでに6回くらい観ています。
それほど熱心な観客ではないのですが、
時々気になると観るという感じです。
本公演ではないのですが、
劇団休止中に丸尾さんと歌手のCoccoさんが組んだ舞台は、
2人の個性がガッチリ噛み合った見事な舞台で、
その年一番と言って良い感銘を受けました。
今回は台本が丸尾丸一郎さん、演出・主演が菜月チョビさんという、
鹿殺しのゴールデンコンビで、
オレノグラフィティさんの音楽に、
劇団員によるブラスと3人編成のロックバンドの生演奏による、
ロックミュージカル仕立てで、
まあこれぞ鹿殺し、
というスタイルの公演です。
内容は常に人生の主役であることを貪欲に求めた、
チョビさん演じる1人の女性の一代記で、
女子プロレスからロック、卓球などの世界を、
波瀾万丈に渡り歩きます。
その人生の中で関係した5人の男性が、
いずれも死して主人公を去ってゆくのですが、
それが彼女の骨になるというストーリーです。
丸尾さんの台本は、
本来はかなりクセのある、
ややメンヘラ的な感じのものですが、
今回のものはチョビさんの人生賛歌のような、
浪花節のお芝居なので、
その毒はそれほど気になりません。
ただ、今回は熱量で見せるタイプの舞台と思いますが、
役者さんの平均年齢も高くなり、
キャストによっては力押しが厳しい感じで、
お芝居のパートとライブのパート、
アクションやパフォーマンスのパートなどの、
メリハリがなく全体に流れてしまう感じがありました。
サンシャイン劇場くらいの箱で、
こうした芝居を上演するのには、
おそらくもっと別の作り方が必要で、
劇団☆新感線のように、
大仰に決めるところは決めることと、
ゲストにはフレッシュで華のあるキャストが、
1人は必要であるように感じました。
そんな訳で個人的には今ひとつではあったのですが、
これぞ鹿殺しという公演で、
キャストの熱演も悪くなく、
鹿殺しのお芝居の好きな方には、
お勧めの1本だと思います。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は日曜日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
劇団鹿殺しの本公演に足を運びました。
劇団鹿殺しはこれまでに6回くらい観ています。
それほど熱心な観客ではないのですが、
時々気になると観るという感じです。
本公演ではないのですが、
劇団休止中に丸尾さんと歌手のCoccoさんが組んだ舞台は、
2人の個性がガッチリ噛み合った見事な舞台で、
その年一番と言って良い感銘を受けました。
今回は台本が丸尾丸一郎さん、演出・主演が菜月チョビさんという、
鹿殺しのゴールデンコンビで、
オレノグラフィティさんの音楽に、
劇団員によるブラスと3人編成のロックバンドの生演奏による、
ロックミュージカル仕立てで、
まあこれぞ鹿殺し、
というスタイルの公演です。
内容は常に人生の主役であることを貪欲に求めた、
チョビさん演じる1人の女性の一代記で、
女子プロレスからロック、卓球などの世界を、
波瀾万丈に渡り歩きます。
その人生の中で関係した5人の男性が、
いずれも死して主人公を去ってゆくのですが、
それが彼女の骨になるというストーリーです。
丸尾さんの台本は、
本来はかなりクセのある、
ややメンヘラ的な感じのものですが、
今回のものはチョビさんの人生賛歌のような、
浪花節のお芝居なので、
その毒はそれほど気になりません。
ただ、今回は熱量で見せるタイプの舞台と思いますが、
役者さんの平均年齢も高くなり、
キャストによっては力押しが厳しい感じで、
お芝居のパートとライブのパート、
アクションやパフォーマンスのパートなどの、
メリハリがなく全体に流れてしまう感じがありました。
サンシャイン劇場くらいの箱で、
こうした芝居を上演するのには、
おそらくもっと別の作り方が必要で、
劇団☆新感線のように、
大仰に決めるところは決めることと、
ゲストにはフレッシュで華のあるキャストが、
1人は必要であるように感じました。
そんな訳で個人的には今ひとつではあったのですが、
これぞ鹿殺しという公演で、
キャストの熱演も悪くなく、
鹿殺しのお芝居の好きな方には、
お勧めの1本だと思います。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2018-08-19 09:47
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