石峰寺五百羅漢(若冲作) [仏像]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は日曜日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日も奈良京都のお土産的な話題です。
こちらをご覧ください。
京都の伏見稲荷にほど近いところにある石峰寺(せきほうじ)の、
有名な五百羅漢の石仏の一部です。
これは写真撮影は不可なので、
お寺のパンフレットから取った写真です。
最近人気の高い江戸時代中期の画家、伊藤若冲が、
その晩年を過ごしたお寺で、
若冲が下絵を描き、
それを元に石工が刻んだ石仏が、
寺の裏山に500体以上パノラマのように配置されています。
ちょっと崩した輪郭の、
デフォルメされた石仏が、
ズラリと並んだ様子はなかなかの圧巻で、
写真で見るより実際に見るとその素晴らしさに感銘を受けます。
内容は幾つかのパートに分かれて、
山を一回りすると、
お釈迦様の生涯が辿れるという趣向です。
静的な感じではなく、躍動感があって、
この新緑の頃に拝観すると、
青葉の息吹のようなものと、
石仏の動きが一体となって、
生命の賛歌を奏でるような思いがありました。
元々は1000体以上の石仏が存在していたとされていて、
盗まれたりして残っているのが半分ほどです。
実際、パノラマを構成せずに、
打ち捨てられているような石仏もあり、
物の哀れもまた感じられるのです。
境内には若冲のお墓もあり、
静かなたたずまいには味わいがあります。
石仏好きにはなかなかのお薦めです。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
北品川藤クリニックの石原です。
今日は日曜日でクリニックは休診です。
休みの日は趣味の話題です。
今日も奈良京都のお土産的な話題です。
こちらをご覧ください。
京都の伏見稲荷にほど近いところにある石峰寺(せきほうじ)の、
有名な五百羅漢の石仏の一部です。
これは写真撮影は不可なので、
お寺のパンフレットから取った写真です。
最近人気の高い江戸時代中期の画家、伊藤若冲が、
その晩年を過ごしたお寺で、
若冲が下絵を描き、
それを元に石工が刻んだ石仏が、
寺の裏山に500体以上パノラマのように配置されています。
ちょっと崩した輪郭の、
デフォルメされた石仏が、
ズラリと並んだ様子はなかなかの圧巻で、
写真で見るより実際に見るとその素晴らしさに感銘を受けます。
内容は幾つかのパートに分かれて、
山を一回りすると、
お釈迦様の生涯が辿れるという趣向です。
静的な感じではなく、躍動感があって、
この新緑の頃に拝観すると、
青葉の息吹のようなものと、
石仏の動きが一体となって、
生命の賛歌を奏でるような思いがありました。
元々は1000体以上の石仏が存在していたとされていて、
盗まれたりして残っているのが半分ほどです。
実際、パノラマを構成せずに、
打ち捨てられているような石仏もあり、
物の哀れもまた感じられるのです。
境内には若冲のお墓もあり、
静かなたたずまいには味わいがあります。
石仏好きにはなかなかのお薦めです。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2017-05-07 07:31
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