「スノーデン」 [映画]
こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。
本日3本目の映画記事になります。
それがこちら。
社会派のオリバー・ストーン監督が、
アメリカを揺るがしたスノーデン事件を、
得意の虚実ないまぜの手法で映画化した作品を、
もう上映終了スレスレの映画館で観て来ました。
これは、まあまあ面白い、という評が多かったので、
観ることにしたのですが、
あまり面白くはありませんでした。
オリバー・ストーン監督というと、
膨大な情報を駆使した映画作りというイメージがあり、
少し事件についてお勉強出来れば、
という興味で鑑賞したのですが、
今回の作品では主人公の人物像も、
何かぼんやりしていて魅力がありませんし、
どうやって盗聴していたのかという具体的な部分や、
アメリカの諜報機関の内部の雰囲気や様子、
情報が暴露されてからの国家間の駆け引きなど、
面白いと思えるような情報が、
殆ど描かれていません。
物語は香港のホテルで、
スノーデンとマスメディアの記者が会い、
報道に向けての流れが始まるところから、
そのインタビューの回想という形で、
彼の情報機関との関わりが描かれます。
段取り重視の非常に薄っぺらな描写で、
ネットニュースでも分かる程度の情報が、
そのまま流されるだけという印象です。
よくある「世界仰天ニュース」の、
再現VTRくらいのレベルの物語なのです。
これはもう、ガッカリしてしまいました。
基本的にはスノーデンを英雄視しているというスタンスです。
最後は映像でアメリカの聴衆の前にスノーデンが現れ、
拍手喝采して終わるという感じになるのですが、
そんな単純なものだろうか、
と疑問に思ってしまいます。
スノーデンの人間性に全く踏み込んでいないので、
全てが薄っぺらで説得力がないのです。
個人的にはとても時間の損でした。
それでは4本目の映画の記事に続きます。
北品川藤クリニックの石原です。
本日3本目の映画記事になります。
それがこちら。
社会派のオリバー・ストーン監督が、
アメリカを揺るがしたスノーデン事件を、
得意の虚実ないまぜの手法で映画化した作品を、
もう上映終了スレスレの映画館で観て来ました。
これは、まあまあ面白い、という評が多かったので、
観ることにしたのですが、
あまり面白くはありませんでした。
オリバー・ストーン監督というと、
膨大な情報を駆使した映画作りというイメージがあり、
少し事件についてお勉強出来れば、
という興味で鑑賞したのですが、
今回の作品では主人公の人物像も、
何かぼんやりしていて魅力がありませんし、
どうやって盗聴していたのかという具体的な部分や、
アメリカの諜報機関の内部の雰囲気や様子、
情報が暴露されてからの国家間の駆け引きなど、
面白いと思えるような情報が、
殆ど描かれていません。
物語は香港のホテルで、
スノーデンとマスメディアの記者が会い、
報道に向けての流れが始まるところから、
そのインタビューの回想という形で、
彼の情報機関との関わりが描かれます。
段取り重視の非常に薄っぺらな描写で、
ネットニュースでも分かる程度の情報が、
そのまま流されるだけという印象です。
よくある「世界仰天ニュース」の、
再現VTRくらいのレベルの物語なのです。
これはもう、ガッカリしてしまいました。
基本的にはスノーデンを英雄視しているというスタンスです。
最後は映像でアメリカの聴衆の前にスノーデンが現れ、
拍手喝采して終わるという感じになるのですが、
そんな単純なものだろうか、
と疑問に思ってしまいます。
スノーデンの人間性に全く踏み込んでいないので、
全てが薄っぺらで説得力がないのです。
個人的にはとても時間の損でした。
それでは4本目の映画の記事に続きます。
2017-02-25 08:39
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