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認知症の治療とアリセプトの位置付けについての一考察 [科学検証]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

朝から健診結果の整理をして、
それから今PCに向かっています。

それでは今日の話題です。

昨日に引き続いて、
日本では現在唯一の認知症治療薬である、
アリセプトについての話です。

先日高血圧のお薬を処方している80代の患者さんが、
ご家族と一緒に受診されました。

この方はアルツハイマー型認知症の診断の下に、
「認知症専門医療機関」から、
アリセプトを含む処方を受けていたのですが、
その医療機関が夏休みになってしまい、
薬がなくなってしまったので、
診療所で出してもらえないか、
とお見えになったのです。
「構いませんよ」と言って、
処方を見て驚きました。

アリセプトの10mgが1錠。パキシルの20mgが1錠。
それが何と毎回90日分処方されています。
その医療機関は大変混んでいて、
予約制なので、診察は3ヶ月に一度に過ぎず、
それも本人は受診しないことも半分くらいはあるのです。
医者がまともに本人の顔を見るのは、
半年に一度です。

処方の意図は分かります。
この先生はアリセプトは副作用がなければ、
速やかに増量すべき、
という意見の先生なのです。
この患者さんは元々温厚な方で、
物忘れの進行から、心気的な訴えに移行し、
それから徐々に身の回りの計画的な作業が困難になった、
という経過の方です。
興奮されることもなく、身の周りのことも、
複雑な作業でなければ、お1人で出来ています。
その認知症の進行も非常に緩やかです。
従って、本来は5mgの使用で充分と考えられますが、
5mgで情動の亢進がないのであれば、
10mgに増やしてもいいだろう、
その方がより進行を抑制するのに効果的な筈だ、
という理屈も成り立つ訳です。
パキシルはSSRIというタイプの抗うつ剤で、
認知症の薬ではありません。
ただ、セロトニンは認知症でも低下している、
という考え方があり、
SSRIには海馬の神経細胞を再生する、
との実験データもあります。
その理屈から言えば、
パキシルをちょっと足して、
セロトニンを上げてあげれば、
より脳の機能の維持に効果的だろう、
という理屈は成り立つのです。

しかし、アリセプトもパキシルも、
脳内の伝達物質に作用する薬です。
効果のある方では、脳内のセロトニンとアセチルコリンのレベルを、
かなりダイナミックに変化させるのです。
そのことには、当然リスクも伴います。
そんな薬を使い、患者さんに処方しておきながら、
3ヶ月、時には半年に1回の診察で、
本当に充分な診療行為と言えるでしょうか。

これが高血圧のお薬で、
患者さんが自己管理のしっかり出来る方であれば、
確かに3ヶ月処方も問題ないかも知れません。

しかし、いくら処方の制限がないからと言って、
脳に効果をもたらす薬を、
3ヶ月処方して平気でいられる医者の神経を、
僕は根底から疑います。

しかし、それが信じ難いことに、
認知症の新薬の臨床試験をしているような、
専門医療機関の専門医と称する人物の処方なのです。

この先生の判断では、
アリセプトもパキシルも、
ろくに患者さんの顔を見なくても、
処方して構わない薬のようです。
ビタミン剤を出すように、
アリセプトやパキシルを出しているのです。

勿論患者さんご本人にそんなことは言えませんが、
僕はこの医者を認知症の専門医などとは思いませんし、
そこに掛かっている多くの患者さんは本当に不幸だと思います。

お忙しいのはお察ししますが、
長期処方すべきでない薬もある筈です。
もし無理であれば、
僕のような末端の医者を使って頂ければ良いではないですか。
それが所謂医療連携というものではないでしょうか。
認知症という病気は、
そんな甘い病気ではない筈ですし、
アリセプトやパキシルのような薬も、
そんなにリスクの少ない薬ではない筈です。

愚痴はこのくらいにして、本題に入ります。

アリセプトとSSRIとは非常に良く似たところがあります。

いずれも脳の中の伝達物質を、
ダイナミックに上昇させる効果のある薬です。
アリセプトはアセチルコリン、
SSRIはセロトニンという違いこそありますが、
その効果の発現の仕方には、
非常に似通った点があります。

まず、投与初期に情動が不安定になったり、
衝動性や易怒性が亢進したりすることがあります。
その変化は全ての人に起こる訳ではなく、
飲み続けていると次第に収まることもあるのですが、
非常に深刻な結果をもたらすこともあります。
それでいて、通常の効果は緩やかに現われ、
実感に乏しいことも多いのです。
時に数日くらいの経過で、
びっくりするような効果を示すことがあります。
まさに「急に人が変わった」と称されるような変化です。
しかし、どういう人にそうした変化が起こるのかは、
実証されたことはありません。

これは決して不思議なことではなく、
脳内の伝達物質を急速に変化させる作用を持つ薬の、
共通の特性なのではないか、
と僕には思えます。

SSRIはセロトニンを増やし、アリセプトはアセチルコリンを増やし、
マイスリーはGABAを増やします。
これらの作用は投与後数時間で、
劇的な効果を生む可能性があります。
その一方で予期せぬ副反応のリスクもあります。
急激な反応に対して、脳はそれなりにバランスを取るので、
その急激な効果が長く続くことは少なく、
その後ある種の定常状態が生じます。
マイスリーの事例で分かることは、
こうした薬剤は間欠的に使用した方が、
本来の効果を示すのではないか、
という推測です。
SSRIもアリセプトも、もっと短期作用の薬にして、
間欠的に使用する方が、
より高い効果を望めるのではないでしょうか。

アリセプトを認知症の薬と捉えるのは誤りで、
病気が何であるかには関わらず、
脳の中のアセチルコリンを増やす薬と考えるべきです。
SSRIもうつ病の薬と考えるのではなく、
脳内のセロトニンを増やす薬と考えるべきです。
その患者さんの脳の状態やバランスから考えて、
アセチルコリンやセロトニンを増やすことに、
メリットがあるとの確信があれば、
使用するべきであり、そうでなければ使用するべきではありません。

ただ、現時点で脳の中のバランスを、
真の意味で捉える方法はないのですから、
その処方はある種経験則に基づく、
「人体実験」的なものになるのは止むを得ません。
ただ、その「人体実験」的な行為をしているという意識は、
常に処方する医者が心に留めておく必要があると僕は思います。
推論のみによって、患者さんに不利益を与えることは、
最も避けなければならないところだからです。

従って、僕は現時点ではアリセプトを、
少量から使用し、情動の興奮が明らかに認められれば、
その時点で減量するようにしています。
過量投与の是非を判断する指標は、
現時点では存在しないからです。
確かに大量で効果のある事例もあるでしょうが、
確証なくそこに踏み込む危険は冒したくはありません。

病状が進行した場合には、
患者さんの心の均衡を考えて、
そのバランスを取ることに視点を置いて、
対応策を考えます。
勿論介護をされるご家族の視点を無視する訳ではありませんが、
それだけを拠り所に方針を立てるのは、
患者さんの人間性を無視した行為のように思えるからです。

今日は僕の考える認知症の治療と、
アリセプトの位置付けについての話でした。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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コメント 42

purin

毎度、コメントして申し訳ありません…
先生のブログには非常に興味がありまして…
コメントすることを、お許しください…

恐ろしい専門医療機関の専門医もいらっしゃるんですね。
認知症だから、と言う理由なのでしょうか…
だからと言って、それだけの量を平気で出される医者の心理が理解できません。
どんな症状であれ、同じ人間には変わりないのに…

SSRIがセロトニンを増やす薬と言う先生のお考えには、興味がもてました。
うつ病の薬と言う捉え方ではなくと言う意味でです。
by purin (2009-07-25 02:25) 

fujiki

purin さんへ
コメントありがとうございます。
大変うれしく励みになります。
これからもよろしくお願いします。
by fujiki (2009-07-25 09:05) 

heartoheart422102

検索から「パキシル」を探し当てて読ませていただきました。
身内の者が社会不安障害の治療として、まず10mgから夜寝る前で処方されたのですが、以前新聞でみたSSRIの記事を思い出しました。
これまで、1年半かけてほかの症状を抑えるのに、抗不安薬を服薬してきて、SSRIは初めてです。どちらかというと気分の落ち込みがあるタイプなので、気分を上げるタイプのパキシルが選ばれたのか・・・
本人には吐き気の副作用を見るのに、まず1Wという説明のみで、ほかの効果までの時間や離脱症状については何も言われていません。
不安になりやすい性質から説明を避けているのか・・・
先生が、使用を避けているというのを見て、やはり不安を感じますが
注意深く様子を見てみようと思います。貴重な情報ありがとうございました。
by heartoheart422102 (2010-04-11 15:37) 

fujiki

heartoheart422102 さんへ
コメントありがとうございます。

パキシルは合う方合わない方が、
分かれる薬ではあると思うので、
慎重にご様子を見て頂くのが良いと思います。
SSRIは機序は不明ですが、
社会不安障害に効果のあることは、
認められている薬です。
主治医はうつに対してではなく、
処方されたのだと思います。

これからもよろしくお願いします。
by fujiki (2010-04-12 08:34) 

mrais27

私は「治験コーディネーター」であり、自分自身が「多発性硬化症」であり非常にたくさんの薬を飲んでいます。

母が昨年12月上旬、「せん妄」になり、なかなか治らず、今6月ですが未だに病院通いです。38度の熱を出し、暗闇にひとりでいたことからは発病しているので、「せん妄」あったことは間違いないと思います。
最初、グラマリールという薬を使って、1日25mgを3回飲んでいましたが、徐々に減らし現在は飲んでいません。途中からアリセプトが処方され3mgから現在5mgで維持しています。先生によると2年間は飲まないということです。

今、母はかなり元気になり、活発さも出てきました。
私はアリセプト=アルツハイマーなのかということにこだわっています。
添付文書にはアリセプトはアルツハイマーにのみ適応となっていますが、アセチルコリンを増やす作用があるなら他の病気にも効くはずです。
パキシルは私の素人考えで、せん妄の最初の時に飲ませましたが、禁忌と言われました。本人もあまりよくないと言うので。

今現在、アリセプト5mg飲んでいますが、少し攻撃的な発言も見られるようなので2年間続けて飲む必要があるのか疑問です。

私も「多発性硬化症」のため、パキシルを飲んでいますが、身体の痛みをとる作用がある(抗鬱剤には痛みを取る作用があるので他の抗鬱剤も飲んでいる)ので飲んでいるのですが、SSRIでセロトニンを増やすので、母にも少し使ってもいいのではないかと思います。

一緒に暮らしていて、認知症とは言い難い気がしています。
できれば、薬を使わないでいい状態になるのを望んでいます。


by mrais27 (2010-06-13 06:34) 

fujiki

mrais27 さんへ
コメントありがとうございます。

SSRIも慎重に状況を見ながらの使用であれば、
問題はないのではないか、
と僕は思います。
脳内アセチルコリン神経の機能低下というのも、
決してアルツハイマー病の特徴、
という訳ではないと思います。
その薬剤の特質とリスクを考えた上の使用であれば、
別に教科書通りの使用でなくとも、
問題はないのではないでしょうか。




by fujiki (2010-06-13 21:44) 

mirais27

お返事ありがとうございます。
アリセプトも本人の調子に合わせて、5mgを2年飲み続ける必要はないということでよろしいでしょうか。
なるべく薬に頼りたくないというのが本音です。

by mirais27 (2010-06-14 08:54) 

fujiki

mirais27 さんへ
アルツハイマー病の場合、
治療薬ではなく、進行を遅らせる薬なので、
その意味では一生飲み続けた方が良い、
という意見が主流であることは事実です。
ただ、その薬の本質から言って、
中止した後も症状を慎重に見て行けば、
機械的に続ける必要性はないと僕は思います。
症状に合わせて使用する、という考えで、
間違いはないのではないでしょうか。
by fujiki (2010-06-14 22:29) 

お正月

父が88才でひとりぐらしです。このまま一人暮らしをつづけてもらうのに病院にいってしらべてもらいました。数値化すると2カンマ3で0から1が少しアルツの症状が見られる1から2がやや2から3がかなりですがお父さんの場合は脳梗塞がありその影響があるのでアルツハイマーである可能性は否定できません。縦割り写真で見ると主に頭頂に血流が行きにくい状態がみられる。今後アルツを進行させないために今は世界中で一つだけのアリセプトを飲んで様子を見ましょう。3ミリグラムと5ミリが有り人によっては吐き気や気持ちが悪くなる人もいるので、二週間まず飲んでみて副作用が出なければ5ミリグラムに増やします。とのこと。海馬の収縮は脳全体が収縮しているのに伴って収縮している様です。アリセプトは朝1錠とのことです。先生のお話をきいて、父のお医者さまが良いお医者さまのようで、よかったなあと思いました。
by お正月 (2010-08-09 21:49) 

fujiki

お正月さんへ
コメントありがとうございます。
良い先生で本当に良かったですね。
これからもよろしくお願いします。
by fujiki (2010-08-10 06:13) 

yuko

家の前で倒れていたので救急搬送されたおばあちゃん。幸いたいしたことはなく帰宅しましたがそのことを全く覚えていないので慌ててかかりつけ医を受診。日本では現在唯一の認知症治療薬らしいアリセプト3ミリグラムを処方されました。数日後ムカムカする食欲がないと言いだして本当に何も食べられなくなり、休日のため近くの総合病院の救急外来へ、CTまで使った検査の後特に悪いと思える所見がない。持病のメニエルかもということで点滴等の処置を受けました。アリセプトの影響はないですか?と訪ねましたがそんな強い薬は使わないだろうとの返事。念のため薬局でも確認しましたが副作用なら出現するのに時間がかかりますとのこと。翌日は点滴のおかげで少し元気になりましたが一進一退。お婆ちゃんの体調は一進一退。この間かかりつけ医を訪ねて状況を話しましたがアリセプトの影響についてはまさかという感じ。ついにあまりに衰弱が激しいのでおばあちゃんを連れてかかりつけ医を受診。点滴を受けている間に血液検査をし、その結果でアリセプトを中止してみましょうとのこと。これは私の素人判断ですが体力がなくなっていたおばあちゃんがアリセプトの副作用でむかつきを覚えおう吐して迷惑をかけてはいけないと飲食をしなかったため衰弱してしまったのだと思います。
先生のブログを拝見して確信に近い物を感じております。
by yuko (2010-10-26 23:53) 

fujiki

yuko さんへ
コメントありがとうございます。
僕も個人的にはアリセプトの副作用の可能性を、
一番に疑います。
一旦は中止して、
ご様子を見た方が良いのではないか、と思います。
主治医の先生に、
その方向でご相談されるのが良いのでは、
と考えます。
by fujiki (2010-10-28 22:35) 

タエ

兄のことについてご相談します。84才で一人暮らしをしています。記憶がポカット抜けて少し前のことも忘れてしまう事があります。医者は認知症だといいアリセプト3mgを2週間分処方してくれました。しかし不整脈があり心不全で一度入院したことがあり今も薬を飲んでいます。このような状態でアリセプトを飲んで良いものでしょうか。
by タエ (2010-11-28 22:46) 

fujiki

タエさんへ
脈が遅くなることによる不整脈や、
心臓の機能の悪化の副作用は、
比較的起こり易い薬です。
心臓を診てもらっている先生に、
一度ご相談されることをお勧めします。
心臓の状態によっては、
継続が危険な場合もあるからです。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2010-11-29 08:23) 

nokko

父の事でご相談します。3,4年前からアルツハイマー混合型と診断されアリセプト5mgから10mgへと移行し自宅で介護をしてきましたが、昨年ぐらいから暴力行為や徘徊が続き自宅でみる事に限界を感じていました。今年に入って母の方の具合が悪くなり、父を2月から一時的に入院してもらっていましたが、その間に3度肺炎にかかり、胃ろうもしました。今ではほぼ寝たきり状態で、介護度4です。自宅での介護は難しく、療養型施設を探してもらってるのですが、受け入れ先少なく一つここならと思っているところが、今でも飲み続けているアリセプトの用意ができないとの事です。施設によっては、今まで飲んでいる薬が調達できないんですね。私の意見としては逆に廃用症候群になってまでも飲み続けなくてはいけないのかと思いますが、兄は、こだわっており意見のわれるところです。受け入れ先も難しくなります。先生のご意見を伺いたいと思います。
by nokko (2010-12-13 17:00) 

PP

初めまして。父(65歳)のことでご相談します。
2年ほど前から物忘れが目立ち始め、9月には不安、母への疑いが強くなり、地元の大学病院で検査の結果、脳、海馬の萎縮が見つかり
アルツハイマー型認知症初期と診断されました。

大学病院は電車を利用はしますが30分ほどで通える場所なのに、
初期だからか近所の病院で見てもらったほうがいいとのこと。

今は近所の内科(専門ではないので診察は受けていません。)
でアリセプトを処方してもらっています。
5mgを飲みつづけ、不安や疑いは殆ど見られなくなっていますが、
(家族が対応を変えたから落ち着いた?)
お昼ごろまでは毎日怒りっぽい状態。
今すぐどうこうなるわけではないのかもしれませんが
家族としては心配で仕方ありません。
また、高血圧(75~145)LDL数値が高い(190)とのことで
薬を一時処方されてましたが今は飲んでいません。
信頼できる医師がおらずどうしていいものか。
このまま5mgを飲み続け、父に変化があった時に大学病院に行けばいいのでしょうか?


by PP (2010-12-13 22:00) 

fujiki

nokko さんへ
何故その施設でアリセプトが不可なのかは、
非常に疑問ですが、
文面を拝見する限り、
アリセプトは中止しても、
大きな問題はないと思います。
少なくともリバウンドのようなことはありませんし、
中止することで仮にレベルが低下すれば、
その時点で再開しても充分だと思います。
でも、多分そうしたことはないと僕は思います。
通常施設内で処方が出来ない施設であれば、
外からの往診などは可能だと思うので、
近隣のドクターにアリセプトを出して頂くのも、
お兄様のお気持ちを考えると、
1つの方法かも知れません。
by fujiki (2010-12-14 16:52) 

fujiki

pp さんへ
初期のアルツハイマーの診断が確実であれば、
現状のガイドラインでは、
アリセプトで様子を見ることしかないのが、
実情だと思います。
ただ、診察なしに薬だけ、というのは、
僕はあまりよくないのでは、と思います。
お近くの先生で、
ご診察も含めて診て頂けるのであれば、
それが望ましいのでは、と思うのですが…
認知症の症状に直結するものではないかも知れませんが、
血圧の安定は重要なことなので、
自宅での血圧の測定は行なった方が良いと思います。
もし高めで不安定であれば、
降圧剤は使用した方が良いと思います。
それから、なるべくお父様が、
落ち着けるような環境つくりが、
大変とは思いますが、重要だと思います。
不安や怒り、怖れなどの感情が、
記憶の欠落を埋めるように前面に立つ時期になると、
なかなかそれを修正するのは困難で、
なるべく記憶の欠落を、
本人が苦痛に感じないような、
環境つくりが重要だと思います。
その点についてのアリセプトの効果は、
あまり望めないのではないかと思います。
by fujiki (2010-12-14 18:07) 

pp

回答ありがとうございます。
対応で良くも悪くもなるんですよね。
苦痛に感じない対応が
できるように考えていきたいと
おもいます。
血圧の方も毎日チェックし
悪化しないようにしなければ
いけませんね。
今後を考えると不安もありますが
できることを実践していきたいと思います。
ありがとうございました。

by pp (2010-12-22 19:49) 

harumati

認知症の母の事で相談です。アリセプト5mgを飲み始めて2年7ヶ月たちます。デイサービスを利用しながら、精神面ではわりと落ち着いて過ごせているように思います。
しかし、不安感は強く、自分が馬鹿になってどうしようもないが口癖です。一緒にくらしている父には遠慮がなく、父は日々ストレスを溜め込んでいます。父も持病があり、日々の母の介護で体調を崩すことも増えてきて、入退院を繰り返すため、今、母の入所を検討しています。

その施設にはなじみ、楽しくショートステイしているのですが、入所すると、施設の方針でで、アリセプトの処方を中止する事になりそうです。
中止しても、大丈夫なのでしょうか?教えてください。
by harumati (2011-02-04 02:26) 

fujiki

harumati さんへ
アリセプトを中止しても、
お薬の性質上、急に病状がお悪くなる、
ということはないと思います。
ただ、お読みする限りアリセプトは有効だと思いますので、
出来れば継続して使用したいところです。
以前にもこうしたご質問があったのですが、
僕には必要な薬を、
どうして施設の判断で中止するのか、
ちょっと理解が出来ません。
診療所を中で開設していないタイプの施設では、
外部の医療機関に通院したり、
往診を依頼することは本来自由である筈なので、
施設の近隣の医療機関で、
処方して頂くことは出来ないのでしょうか?
by fujiki (2011-02-04 08:30) 

harumati

回答ありがとうございます。介護保険と医療保険との関係らしいです。
なんか納得できないのですが、できる限り、主治医から処方していただけるよう、相談してみます。ありがとうございました。
by harumati (2011-02-04 23:54) 

西岡紀子

10年ちかくアリセプトを朝一錠のんできた78歳の母(前頭側頭型認知症)が、昨年12月健康老人保健施設に入所して、施設の主治医の方針でアリセプトははっきりした効果が認められないということで打ち切りにされ、約一月たちました。別段何の副作用も見られずこれまで小康を保ってきたのに急に打ち切りになって不安です。母は、今要介護4に区分変更申請中です。
私としては、脳のMRIをちゃんと撮ってその上で判断して欲しかったのに施設の方針に従えないなら退所してもらうしかないといわんばかりのいいようでした。やっと入れたこちらの弱い立場をわかったうえでの高飛車な言い方でしたが他に入れるところが決まってないので従うしかないという現状です。
by 西岡紀子 (2011-02-13 10:30) 

fujiki

西岡紀子様
コメントありがとうございます。
他の方からも、
同様のコメントを頂いたのですが、
その対応にはちょっとびっくりです。
中断しても通常はリバウンドのある薬ではありませんが、
ご家族が継続を希望されているのであれば、
よほどの理由がなければ、
それに従って処方するのが、
あるべきではないかと僕は思います。
by fujiki (2011-02-14 08:29) 

ゆうな

 以前老人保健施設で働いていたことがあります。
 医師の在中している施設でしたが、お薬代はその施設の持ち出しになるので、薬のことは入所者に話さないように、と諭されました。
 役職者の方の考え方によって程度の差はあると思われますが、利用される方には口コミでも何でもいいので、十分情報を集められますように、と思います。
by ゆうな (2011-02-15 00:19) 

fujiki

ゆうなさんへ
コメントありがとうございます。
そうですか。
老健は包括になっているのですね。
ただ、それでそれまでの治療がストップするのであれば、
何のための施設なのか、
分からなくなってしまいます。
確かに医療の継続が可能かどうかも、
入所の前に確認しておくしか、
ないのかも知れません。
by fujiki (2011-02-15 08:09) 

misa

こんにちは 91才になる母の事です。3カ月前に三男を病気で亡くし毎日泣いていましたが4日程前に急に私の子供は何処へ行ったの?名前も思いだせない!と今までにないことを言ったり頭の中が変で気が狂いそうとか言い驚いて精神科に診て貰いテトラミド10ミリグラムを二日分処方してもらいました。ひと月前あたりから幻聴とか誰かが来たとか知らない人がそばに来るようで今私が同じ部屋に寝て安心するように様子見ています。認知症の始まりでしょうか?
by misa (2011-03-29 10:41) 

fujiki

misaさんへ
お母様、ご心配なことと思います。
一時的な混乱の可能性もありますが、
通常はご年齢も考えると、
ベースにある程度の認知症の存在を、
考えた方が良いかも知れません。
まず、お母様のご不安を、
なるべく取り除くような環境が第一で、
興奮や幻覚幻聴などが強ければ、
一時的には抗精神病薬が必要だと思います。
ただ、少量の薬剤と環境の安定で、
結構元に近い状態に、
短期間で戻るケースは多いと思います。
比較的急な変化であれば、
少し落ち着かれた時点で、
脳のMRIは撮っておいた方が良いかも知れません。
稀に脳腫瘍の見付かることもあります。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-03-29 22:58) 

misa

ありがとうございました。夜中に何回か起きて今大きなな音が聞こえたとか不安そうです。明後日もう一度精神科の先生に診てもらう予定でいます。こうしてお話することの出来る事お返事が貰える事で私も助かります。もう少し様子をみますが困ったときに相談できるサイトを見つけられて嬉しく思います。本当にありがとうございました。
by misa (2011-03-29 23:34) 

yumiko

86歳の母についてお伺いします。3月末頃から物忘れがひどくなり、自分で「呆けた」と言い始め、大学病院の老年内科へ連れていきました。MRIとミニメンタルテスト(MMSE)・血液・尿検査を行い、異常なしと言われ、うつ病からくる認知症だということで心療内科へ行くよう言われました。心療内科では老年内科医の紹介状から、ろくに母と会話もせず抗うつ剤を処方され、サインバルタ20mgを1日1回処方してもらいました。2週間飲みましたが一向に改善されず、今では1時間前のことをすっかり忘れていますし、遠い過去も所々忘れています。方向感覚も家の中にいると全くわからず、外へ出て確認したがります。何もやる気がありません。
 実は1ヵ月前、かかりつけ医で血圧が156の時、血管拡張剤(コレデール)を3週間処方されましたが、5日間飲んだ頃忘れがひどくなったので本人が副作用だと言ってやめたいと言い出しました。血圧を測った所、140以下でしたので以来飲んではいません。今は130位です。ただこの副作用だと信じ込んで、いくらうつ病だと言っても、そんな訳がない、何も落ち込んでないと言い張ります。ただすぐ忘れるので、毎朝1回サインバルタを飲んでいます。
 何度も「私はどうかしたの?」と聞くので「忘れっぽくなってる」と言うと、「早く治して欲しい」と言います。
 私とは別居で、父と二人暮らしですが、部屋も食事もほとんど別々で一人で暗い部屋で食べていて、病院へ行く前は良く「話す人もなくて寂しい」と言ってました。これがうつ病の引き金かと思いましたが、今では父も朝から世話し、常に誰か側にいます。本当にうつ病の認知症なのか、どの位で治るのか、或いは本当に認知症になってしまうのではないかととても不安です。どうか先生のご意見をお聞かせください。
by yumiko (2011-05-06 22:54) 

fujiki

yumiko さんへ
お読みする範囲では、
認知症の関与がまるでない、
ということはないのではないかと思います。
ただ、軽度の状態ですと、
大きな病院で「認知症ではない」と言われるケースは、
結構あると思います。
ご本人の負担にならなければ、
デイケアなどで、
ご家族以外の方と、
交流するような機会があった方が、
良いのではないかと思います。

老年期のうつの関与も、
おそらくは同時にありそうです。
サインバルタは少なくとも今の量では、
あまり効果がないと思いますので、
多分量は増やさずに、
薬は代えて頂く様に、
先生にご相談された方が良いと思います。

基本的に夜眠れていて、
ある程度食事が定期的に摂れていて、
緊張した状態であれば、
ある程度他の人とお話しが可能であれば、
うつの関与はあるとしても少ないのでは、
と言う気がします。

認知症とうつとは別の病気ですが、
初期の認知症が、
うつを伴うことはそれほど珍しいことではなく、
1つに決め付けずに状況を、
注意深く見てゆくことが大切ではないかと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-05-08 21:06) 

yumiko

早速のご回答ありがとうございました。食事は3度定期的にとれていますし、睡眠もここ一週間は睡眠薬を飲まずに眠れています。睡眠薬は10年ほどレンドルミン、グッドミンを半分に割って飲んでいました。穏やかな時があるかと思えば、「私がうつになる訳がない」とちょっと興奮することもあります。介護1を認定してもらっていまして、デイサービズに行ったらどうかと言いましたが、本人は行きたくないの一点張りです。

心療内科の先生に効いてないと言ったら、薬を変えてくれました。先生に本当にうつ病なのか聞きましたら、「とにかく大病院が認知症でないといったのだから鬱なんだろう」というちょっと他人任せの返事で、認知症のことを聞いても、「認知症とうつ病とは全く違う」と言ってご自分の専門外という感じでした。この先生はうつ病対策のみでそれ以外は聞く耳なしという感じです。
実は母は15年ほど前にうつ病になっていて(この時は「もう死にたい」と言う程悲観的でした)、その時にお世話になった先生なんです。母はこの時を覚えていて、また鬱になったんだと言ったら、「前と全然違う」と言ってますが。それでその時処方してもらって治った薬を再び試してみることになりました。リーゼ5mgとトフラニール10mgを朝晩2回です。効く時は一週間で結果がでると言われました。
祈る思いで一週間待ってみます。
このサイトを偶然みつけ、こんなに患者や家族の身になって考えてくださる先生に出会えて本当に幸いでした。ありがとうございました。

by yumiko (2011-05-09 20:23) 

yumiko

また、書かせていただきます。
抗鬱薬を変えてみましたが何の効果もなく、どうも鬱のような症状ではないので、5月13日再度大学病院へ行きましたら、こちらでもうつ病ではないと言われました。本人と話して、やっぱり認知症ではないと言われ、精神科へ行くよう言われました。それで17日大学病院の精神科へ行きましたが、原因を特定できないから薬の処方はなく、次は3週間あとの予約で帰ってきました。
母の病状は悪化の一途です。今では数分前のことを忘れますし、家族の顔も忘れかけてると言います。私は離れて住んでいますが、電話が1分おきにかかり、「私どうしたの?」「何にも覚えてないけど、治るのか?」「いつ治る?」「頼むし治して、助けて」と泣きながらかけてきます。「大丈夫、治るよ」と答えると、すぐ忘れてまた同じ電話の繰り返しです。
でも時計は秒針まで正確に書けるし、算数も完璧、今日は整形外科で220円の支払いの時、520円を払ってお釣りをもらってました。
はじめて『最近よく忘れる』と日記に書き始めたのが3月20日、それまでは完全に普通ですし、4月6日までは携帯で長い漢字混じりのメールが何度も届いています。
認知症の方は忘れることもわからなくなるので、母のように切羽詰まって『助けて・・・』と言ってくるのが不思議です。認知症の方が皆こんな風に地獄のような出口のない絶望的な状況に追い込まれるのなら、なんて悲惨な病気だろうと思います。
またこんなに早く進行するものでしょうか?


by yumiko (2011-05-23 20:41) 

fujiki

yumiko さんへ
お母様ご心配なことと思います。

おそらくは短期記憶だけが選択的に障害された、
認知症の初期の状態ではないかと、
お話を聞く限りではそう思います。
物忘れに対する不安と恐怖感とが、
強くなっているのではないでしょうか?
なるべく周囲がサポートして、
「物忘れ自体はあるけれど、
それはカバー出来るものだから大丈夫」
というようにお母様にも考えて頂くのが、
一番ではないかと思います。

記憶力を回復させよう、などと考えると、
却って焦りや焦燥感に繋がるので、
現状は気持ちを平常に保つことを、
最優先で考えて頂くのが良いのではないかと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-05-24 13:37) 

yumiko

先生のおっしゃる通りだと思います。
家族としては、なんとか元に戻れば・・・と思っていますが、年齢的にもやはり認知症で、もう受け入れるしかないのかと思っています。

先日大学病院で血流検査をしてきました。その時不安感を取り除くために、デパスとツムラの抑肝散を処方してもらいました。薬が効いてる時は笑ったり、穏やかになりますが、切れると途端に目つきがきつくなっていろいろ病気のこと聞いてきます。
「朝起きて回りの様子がおかしい、机の上に見たことないものがある・・・、私はどうしたのか?」と。先生の言われるように、「物忘れはあるけれどカバーできる」とはまだ言えません。物忘れが治らないとわかると、きっとパニックになりそうです。今は「治る」と信じることでなんとか持ちこたえています。

回りの忍耐も大変ですが、覚えてないという不安にかられている本人はもっと辛いですから、頑張ってサポートしないとと思います。



by yumiko (2011-05-29 23:06) 

七十台の藪

老健施設で入所者を見ていると、多くは人生の末と見えてしまいますが、認知症と診断されてから長期にドネペジルが処方されているのが大部分です。経済的なことも考えて、一旦切って数週間様子を見ても、全く変化は生じません。非常に費用の高い無駄がされていると感じます。数年前のクロードベルナール大の老人科からも、施設入所後の適応についての疑問が提出されていることから考えても、長期投与には、途中経過での厳密な検証が必要と感じますが、如何ですか。
by 七十台の藪 (2011-07-08 18:00) 

fujiki

七十台の名医さんへ
コメントありがとうございます。
僕も特別養護老人ホームで、
同様の経験をしていますが、
専門医療機関から、
漫然と処方のみ継続されているケースが非常に多く、
医療経済的側面からも、
いつ中止するか、いつ再評価するか、
という点についての、
適切なガイドラインが、
作られるべきだと思います。
これからもよろしくお願いします。
by fujiki (2011-07-08 20:49) 

七十台の藪

早速お返事を頂いて有り難うございます。認知症では先生の所も同様と思いますが、長谷川式(HSD-R)の点数を見てある程度客観的判定が成されているはずですが、一般医家の場合でも、せめてこれぐらいは義務として計測しカルテに記載する縛りを掛けてはと思いますが如何ですか。情動的な面については定量化は難しいと思いますが、僕の施設で最近「認知症の短期リハビリ」によってHSD-R3点が6点に上がって皆を驚かせたケースでは、表情や行動のパターンが明らかに違って来ていました。単価の高い薬剤ですから、こういったデータを集める「再評価」が早急に成されるべきと考えます。厚労省に働きかけるべき問題と思います。後輩で精神科の教授になった連中に相談してみるつもりですが先生にも是非宜しく御願い致します。
by 七十台の藪 (2011-07-18 14:23) 

すず。

 80代の知人のお父さんのことで相談させて下さい。介護度5で自己にて起き上がることもできません。移乗動作は簡単に出来ることもあれば座っている位置から どうやるんや?などと言われ介助が必要な事もあります。どうして 寝たきりになったのかたずねると 原因がわからないと・・・。病名がはっきりしているのは アルツハイマー型認知症とのこと。お薬を拝見すると アリセプトとプロマックとメマリー錠。メマリー錠は 昨年 秋くらいから飲んでいるとのこと。アリセプトを飲み始めた時期や いつから 動けなくなったのか 聞くも、お父さんが 医大病院に自分でいって貰って来てた・・・。(その当時は自己にて歩けていた)その後 徐々に動けなくなって 全介助になったとのこと。動けていた時に 暴言とかきつい言葉などあったのかとお母さんに尋ねるも 穏やかな人でした。そんなんありません。とのこと。お孫さんの名前や日常的な記憶は保たれております。
どうして 寝たきりになってしまったのか 原因がわからず不安です。
お薬が関係していることは 考えられないでしょうか?
by すず。 (2012-01-07 19:55) 

ヘリウム

医学的な内容を素人でも分りやすく書かれていて、とても参考になりました。
このようなブログを続けて下さって、どうもありがとうございます。

図々しいお願いですが、少しだけ質問を聞いて頂けないでしょうか?

私の父は63歳で若年性認知症です。
アルツハイマーだろうと診断を受けております。
アリセプト10mgを毎日飲んでいます。
それとは別に、降圧剤も飲んでおります。
そして認知症の先生から、新たにルボックスの処方を受けました。

ぼーっとしていることが多いので、父に気力がわくと嬉しいとは思うのですが、
私は以下の4点が気になっています。

1.怒りっぽくならないか?(今はそのような傾向はありません。)
2.徘徊の頻度が増してしまわないか?
3.自殺をする気力が湧かないか?(たまに「終わりにしたい」ということを口にします。)
4.認知症になり始めたころにてんかん発作を起こしたことがあるが、
また起こしてしまわないか?(ここ5年くらいは出ていません)

先生のご意見を伺えないでしょうか?
主治医の先生からは、言葉が口から出てこないという症状が改善するだろうと伺いました。
それ以上の詳しい説明は時間の都合でお聞きすることができませんでした。
by ヘリウム (2012-07-23 22:46) 

fujiki

ヘリウムさんへ
これは1~4の全てが、
可能性としては有り得ます。
脳内ホルモンのうち、
薬で調整が可能なのは、
アセチルコリン、
ドーパミンとセロトニン、そしてノルアドレナリン以外にはなく、
認知症ではその全てが低下している、
と考えられるので、
アリセプトでアセチルコリンを上昇させた上で、
セロトニンを上昇させ、
その効果を期待しよう、
という考え方です。
ただ、あまり現時点でその併用により、
しっかりと効果のあったという、
確たる根拠はありません。

慎重に経過を見て、
有効性があれば継続する、
という方針で良いのではないでしょうか?
by fujiki (2012-07-24 09:03) 

ヘリウム

丁寧なご回答を頂きましてありがとうございました。
次の診断日が1ヶ月後なので、
そのときに主治医の先生にもう一度ちゃんとご相談しようと思います。

(父は薬が嫌いで、種類が増えると、薬を渡すたびに抵抗します。
今回も抵抗を受け、結局、こちらもそれ以上無理に飲ませることができませんでした。)

病院の診察では、常に父も一緒なので先生と詳細なお話ができません。
ですから、こちらで説明を読ませて頂けることが本当に有り難いです。
どうもありがとうございました。
by ヘリウム (2012-07-28 18:44) 

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