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世界石仏の旅 [仏像]


こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

診療所は本日から、
年末年始の休みに入っています。
今日は一泊で旅行に行きます。
本当はもう少し長めの旅行がしたいのですが、
今の仕事では無理なので、
仕方ありません。

上の写真はインドのカジュラホの、
ヒンドゥー寺院の彫刻の一部です。

石を彫り込んだ石仏が好きで、
九州国東半島の「熊野磨崖仏」とか、
臼杵の石仏も見に行きました。
一番のお気に入りは、
奈良柳生街道の「夕日観音」。

ただ、1996年の夏に友達と2人でインドに行って、
アジャンタ、エローラ、カジュラホの、
巨大な石窟群を見て、
考えが変わりました。

特に強烈だったのが、
エローラの石窟群。

これはねえ、本当にケタ外れのスケールで、
臼杵の石仏より、
技術レベルも芸術性も遥かに高い彫刻群が、
数万倍くらいのスケールで、
展開されているのです。

日本で石仏を見るのが、
ちょっと恥ずかしい気分になりましたね。

アジャンタ、カジュラホは、
エローラに比べると「想定の範囲内」、
という感じです。

今はどうなっているのか分かりませんが、
エローラの石窟のすぐそばに、
コテージみたいな宿泊施設があって、
そこに一泊し、
2日がかりで石窟を見て廻りました。

夕暮れ時にコテージの中庭に出ますとね、
そこにブランコとハンモックが置いてあって、
遠方には石窟のある丘が、
なだらかに広がっています。
ブランコに揺られながら、
丘の向こうに夕陽が隠れて行くのを眺めているのは、
最高に贅沢な気分でした。

また行きたいと、
思わなくもありませんが、
多分行かないだろうな、
という予感のようなものもあります。

それでは、そろそろ出掛けます。

石原がお送りしました。

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コメント 4

a-silk

初めまして石原先生。インドは良かったでしょう。
彼らの目に負けませんでしたか?何食ってもカレー味だったですか?
人力車には乗りましたか?ボラれませんでしたか?それもいいです。ババー、パイサ!といってたくさんバクシーシあげたんじゃないですか。
ベナレスへは行きましたか。死体が焼かれガンガーに流されるのを見ましたか。次行ったとき写真なんか撮ってはダメですよ。サルナートへは行きましたか?ブッダガヤへは行きましたか。ここで、私は前世を感じました。サドウー(monk)であった自分を。
医療・介護問題で忙しく、先生の記事を読む時間が取れそうにありませんが、こうしてブログで出会えたことに感謝しています。
ナマステ!


by a-silk (2009-11-09 21:37) 

fujiki

a-silk さんへ
コメントありがとうございます。
リキシャには勿論ボラれました。
ベナレスには確か5日ほどはいました。
サルナートとブッダガヤには行っていません。
僕が行ったのは10年以上前ですから、
今はもう随分変わっているのだろうな、
とは思います。
by fujiki (2009-11-10 06:20) 

a-silk

先生、今夜のNHKニュースで、10歳以下の子供の新型インフの感染者が多い、というような内容のことを言っていました。

先生がおっしゃったように、来年又は今後の子供の集団接種に向けての布石でしょうか。そうでしょう。きっと。

季節性と新型の感染率、重症化又は死亡率は、新型は感染率は高いが、重症化、死亡率は低いと、すでに南半球のリポートで出ていたのるのではないでしょうか。

これまでの季節性と、今年の新型と、どちらのが怖いですか?
最前線で、苦闘している先生の目からは。

ほんとに、ご苦労様です。ありがとうございます。
忙しい身、時間に余裕、いつも無いでしょうが、コメントは
そのときで。
by a-silk (2009-12-06 21:29) 

fujiki

a-silk さんへ
コメントありがとうございます。
矢張り新型ウイルスのパンデミックということを考えると、
季節性より気を付けるべきではあると思います。
ただ、現時点の情報は、
かなり恣意的に歪められている気がします。
また、現時点でワクチンに、
全幅の信頼は置けないと思います。
難しいところですね。
by fujiki (2009-12-07 05:46) 

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