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パトリシア・プティボンのこと [コロラトゥーラ]


こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

今日は休みです。

休みの日はちょっと趣味の話です。

上の写真は、
フランスのソプラノ歌手、
パトリシア・プティボンのCDジャケットです。

今月の初めに来日してリサイタルをやったんですけど、
これが素晴らしくて、
今も耳の奥では彼女の歌が鳴っています。

ユング心理学的に言うと、
自我が変容した感じすらしました。

彼女の歌は、陽性で、
ナタリーデセイみたいな、
死に近い刹那的な感じはしませんね。
大雑把な歌だと、非難する批評もあったんですが、
僕はそうは思いません。
無謀さのぎりぎり手前で踏みとどまっている感じが、
またスリリングでいいんです。
声は時に、
肉体よりも欲望を主張する装置なんですね。


フランス行きたいな。
仕事があるから無理なんですよね。
フランス、フランス、フランス、って、
何度も唱えたら、
結構誰かが連れて行ってくれないかしら。

駄目でしょうね。

そんなこんなで、週に1日の休みは過ぎて行きます。

明日はまた医療の話題で、
みなさんのご機嫌を伺います。

石原がお送りしました。

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